2014/04/20 訪問
千葉県をバイクで走る際、内陸部への主要道路アクセスに欠かせないのが久留里の街。
高滝を拠点とすると、南下する道の一つである国道410号へ行く際、
ほぼ確実に久留里を通過することになります。
それも久留里を通過する際、初めてだと「え?ここを曲がっていくの?」と、とまどったり、
行きと帰りの道が違う等アクセス方法が特徴的なので、すぐに記憶に残る場所なのではないかと思います。
その久留里の市街地を抜け、国道410号に出る途中。
これまた特徴的な場所、国道410号直前の森の中の直角カーブ。
その手前に、真新しい看板が出ている場所がありました。
それが記念館だということを知ったのは、ほんの数か月前。気になって本日訪問してきました。
千葉県をある程度ドライブ、ツーリングしていればお馴染み、
久留里の市街地と国道410号までの間の直角カーブ。
その50mぐらい手前に、件の看板がたっています。
看板には「久留里ミュージアム齋藤けさ江記念館」と、
カフェ「くるりぱん」の名前が書かれています。
砂利道の奥には真っ白な建物が見えています。
撒かれた砂利も、白く新しいです。
調べてみたところ、去年の夏頃にオープンしたようです。
この手前の道は何十回も通っていたのに気づかなかった・・・
原因は・・・たぶん直角カーブの手前ということで、
事故らないように注意するほうに神経を使っちゃって、周りに気がつかなかったのかも。
あとは何キロ先に記念館がある、という類の看板が全くないこともあるのかも。
見えてきたのは2つの建物。
ほぼ同じサイズで、左がカフェ「くるりぱん」で、
右が「久留里ミュージアム齋藤けさ江記念館」です。
バイクから降りると、右の記念館の入口が内側から開いたので、
おそらくそっちから行ったほうがいいのかな?ということで、
まずは記念館のほうへ。
入口から見えるのはこんな感じ。
記念館の名前である「齋藤けさ江」さんの作品が並んでいます。
畑を耕すのが生業のおばあちゃんが77歳にして孫に絵を習い、
90歳で亡くなるまで作られた作品を展示しているそうです。
建物はおおまかに3室に区切られており、
最初の部屋に彼女の作品が展示されています。
ググってわかったのですが、開館当初は期間限定で、
3部屋ではなく、ワンルームすべてで彼女の作品を展示していたようです。
今はどうなのかというと、数人の著名アーティストの作品を展示しており、販売もしています。
芸術品としてはわりかし安いほうだとは思いますが、
バイクにお金をかける、俺のような貧乏人には微妙に手が届かない値段ではありますが・・・
さらにググった情報として、
開館日は木曜日〜日曜日の12時〜17時なので、訪問の際は注意してください。
作品鑑賞を終えて記念館を出ると、ちょうど昼時なので、
隣のカフェで昼飯を食べることに。
オススメを聞いてみたところ、たまご料理が売りということで、
オムレツ、グラタン等があります。
フルセットで1350円と、シャレオツな料理屋さんのお値段ですが、
とりあえず食べてみることに。
店内。
テーブルに菜の花が飾られている、うれしい気配り。
その菜の花にピントがあってしまいましたが、
顔の加工とかがめんどいので、この写真にしました(笑)
でも雰囲気はわかると思います。
この日は寒かったのもありますが、
ツーピースのツナギの下はTシャツだったのを見越してか、
薪ストーブをつけてくれました。ありがたい。
でてきたのはこんな感じ。
プレーンオムレツのトマトソースがけ、
サラダ、パン、コーヒーセットです。
味は・・・ウマイです。
ソースもありがちな既製品ではなく、ちゃんと作ったものでしたし、
パンもおいしい。値段相応以上の味はあると思います。
コーヒーも濃いめのしっかりした味で私好みでした。
とまあ、こんな場所でした。
正直言って記念館のみではなく、
おなかをすかせて、カフェと記念館をセットで訪問すべき場所かなと思います。
久留里の街の中には、きたなシュランで有名な中華料理屋、
観光案内所内で「ホンモロコ」料理が食べられたり、
久留里の名水をつかったそば屋等がありますが、いずれも久留里の歴史をアピールしているのか、
昔ながらの小汚さ(※褒め言葉)があるお店ばかり。
逆に建物がこれほど新しく、オシャレな店はないと思います。
久留里で昼飯をオシャレに食べたいという場合、うってつけの場所かなと思います。
以上「久留里ミュージアム齋藤けさ江記念館」をお送りしました。
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