2013/06/09 訪問
千葉の東側海岸線の中央あたりに位置する白子温泉ですが、
私はわりと好きで、夏冬問わず2ヶ月に1回ぐらいは訪れています。
お値段も養老渓谷が1000円以上なのに対し、
どこも700円程度と、手ぬぐいを買ってもお釣りがくるのがうれしいところです。
そんな白子町に「イケメン神社」なるものが存在するとのこと。
世間一般から「イケメン神社」となると、
「ラーメン・つけ麺・僕イケメン」のギャグで有名な狩野英考の実家が、
宮城県にある「櫻田山神社」だということで、そこがイケメン神社と呼ばれているようです。
しかし、それは通称であって、イケメンになるようなご利益があるわけではありません。
しかし、今回の物件は美男美女に関する伝来がある、正真正銘のイケメン神社。
ご利益もど真ん中のストレート。美男美女になれるとのこと。
というわけで、白子温泉に寄るついでに訪問してみました。
まず、おおまかな目印としては、白子町のほぼ中央に位置する「白子町役場」を目指します。
「白子町役場」前の道を少し北上すると、画像のような看板があります。
看板にしたがって曲がります。
道なりに進むと、鳥居と駐車場が右手に見えてきますので、
バイクを停めて中に入ります。
白子神社入口の鳥居。
この日はなかなか暑かった日なのですが、
神社周辺は緑が多く、比較的涼しかったです。
鳥居をくぐってまっすぐ進むと、
この拝殿は改修が数回行われていますが、
建築自体は1691年のものと長い歴史があります。
社殿。柵で囲まれていて遠目でしかみることができませんが、
建造は1758年のもので、改修はあまりされていないようです。
歴史ある風格が漂っています。
その拝殿、社殿の脇を進んでいくと・・・
ぽつんと小さい鳥居と祠があります。
鳥居にかけられた額には「面足神社」とあります。
読み方は「おもだるじんじゃ」です。
造りは非常にシンプルなんですが、貼られた説明文は・・・
ご覧のとおり「イケメンさま」。
ググってみたら名前に「足」があるとおり、足に関わる神様だとのことですが、
この神社ではイケメン扱いです。
ご利益はイケメンになれるとこと。
とりあえずお賽銭を入れて、イケメンになれるように祈願。
この時点で、自分の顔面には特に変化は見られません。
社務所にお守りがあるとのことなので、行ってみます。
社務所のお守りコーナーを見ると・・・ありました!
「美男美女御守」。
もちろん入手。
これでご利益が(※ただイケメンにかぎる)とかだったら嫌だな・・・
とまあ、こんな場所でした。
白子神社自体が、思っていたよりきれいで風格がある神社だったので、
正直言ってイケメン神社はおまけ扱いかなと思いました。
その歴史ある神社がイケメンなんて言葉を使って神様を奉るなんて、
なかなか面白いことしているな〜と思いました。
でもそういうアレンジをしながら、既存の神社と差別化して、
参拝者を呼び寄せるのも、今後生き残っていくためには良い方法なんではと思います。
また、この神社の周囲の道路は混みにくいので、ドライブやツーリングの休憩に最適。
お近くにお寄りの際は参拝してみてはいかがでしょうか。
そのときにイケメンさまを拝んでおけば、ある日突然イケメンになれるかもしれませんよ・・・
以上「イケメン神社」をお送りしました。
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