2013/03/31 訪問
先週は久々にバイクに乗り、東京ビックサイトのモーターサイクルショーを観てきました。
しかしその1週間後の週末。
3月末とは思えない冷え込みで、バイクに乗るには少々厳しいコンディション。
しかし外に出ないのもアレなので、電車で行けるスポットを訪問してきました。
場所は市川にある史跡、国分寺の隣。
国分寺はそこそこ名前が知られてはいますが、
駅から離れた高台の住宅密集地と場所がよくないので、
行ったことが無い方も多いと思いますのでそちらにも行ってみます。
今回は電車。降りたのは京成本線の市川真間駅。
ただしバスで行くなら、JR市川駅から行ったほうが楽です。
今日は日頃の運動不足解消も兼ねて、徒歩で訪問します。
駅にあった地図から、物件の場所を確認。
国分寺まで徒歩25分とありました。
事前情報で物件は「国分寺のすぐ隣」とのことでしたので、
当然こちらも徒歩25分となります。
市川真間駅から船橋方向へ線路沿いに歩き、
2つ目の踏み切りと交差する道路を北上します。
歩道が狭いこんな道をひたすら歩きます。
分岐は交通量の多いほうを選べば大丈夫です。
スーパー「ライフ」の横まできました。
物件はここの北西にあり、その方向に道が続いていそうに見えます。
しかし、ここから行くと迷路のような歩道のみで車は通れません。
迷う可能性高いので、もうちょっと進みます。
さらに道路をひたすら歩いていくと、巨大な陸橋とバス停留所「国分」があります。
バスを利用する場合はここで降りると良いでしょう。
前述のバス停から市川真間駅方向をみると、
さきほどは見落としていた「下総国分寺」の看板があり、
指し示す方向へ一方通行の道が続いています。
坂がずっと続きます。
この一帯はかなり高低差があります。
坂の終わりを左に曲がると・・・桜が見えてきました。
国分寺は近いようです。
というわけで到着。ここが「下総国分寺」になります。
この日たまたまですが、桜が見ごろでした。
「下総国分寺」の説明。
歴史の授業でもよく出ましたね。
741年、聖武天皇による「国分寺建立の詔」によって建てられたお寺です。
ただし、何回も壊れては建て直しを繰り返しているため、昔の面影はありません。
下総国分寺の本堂。
昔の建造物があった場所とかは完全に墓地になっており、
見るところは特にありません。
下総国分寺を後にして、目的の「やかん」がある「宝珠院」を目指します。
国分寺の隣・・・あ、ここか。さっき通ったのに気がつかなかった・・・。
さきほど通った国分寺沿いの路地にこんな感じでありました。
「玉王山 宝珠院」とあります。
山門をくぐります。
境内はこんな感じ。
さきほどの国分寺と比べると、こじんまりとしています。
甕に入っているのはただの枯れ木のように見えますが・・・
その枯れ木に見えたものは「大賀はす」でした。
6月〜7月に行くとよさそうな場所です。
水子供養の人形を横目に進んでいくと・・・お、見えてきました。
本堂横に鎮座する、巨大やかん。
なぜここにあるのでしょうか?
高さは黒い取っ手のところで150cmぐらい。
球体の直径は100cmといったところでしょうか。
やかんの注ぎ口は蓋がされていましたので、
これは実際に大きいやかんとしては使えなさそうです。
材質は正直、よくわかりません。
金属的なものが使われているように見えますが、
たたいても金属的な音がしません。
ですが、一部に錆びが出ています。
塗装が厚いためか、触ってみても金属の手触りがしません。
それより、何故こんなものがお寺の境内にあるのか。
正解は・・・理由は特になく、なんとなく。とのこと。
伝承も由来も何もないようです。
とまあ、こんな場所でした。
隣にある国分寺も名前だけは有名な場所なので、
そちらを観るついでに寄ってみると良いのではないでしょうか。
レポに記述がある通り、大賀はすが6月〜7月に咲くということなので、
その時期にあわせて訪れ、境内にミスマッチのやかんとともに、
大人の休日を楽しむのがよいのではないでしょうか。
以上、「巨大やかん」をお送りしました。
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