File 194 神崎のツリーハウス 人気番組「ＴＶチャンピオン」の企画で作られた、 木と共存する建造物。 はたしてどのようなところなのか？ 神崎のツリーハウス 【所在地】千葉県香取郡神崎町古原　以下不明 【地図】googleマップ 【ＨＰ】ありません。 【交通手段】ＪＲ神崎駅から車で１０分位。 2012/08/19　訪問 １９９２年〜２００８年の間、テレビ東京系列で「ＴＶチャンピオン」という番組が放映されていました。 この番組はある特定ジャンルの中でチャンピオンを決めるという、コンセプトがしっかりしている上、 もともと人気のあった同局の「大食い選手権」をベースに構成していたため、 馴染みやすく、そこそこ人気があったと記憶しております。 その番組内で行われた企画が今も千葉県にあるものといえば・・・ 大食いの会場となった店はたくさんありますのでそれは除くと、 ＴＶチャンピオンの優勝者がおみくじ駅として改修した、「東総元駅」 普通の「ケーキ職人選手権」３連覇の、「ル・パティシエ　ヨコヤマ」 「クリスマスケーキ職人選手権」優勝の、「菓子工房アントレ」 そして今回レポする、「神崎のツリーハウス」ではないかと思います。 ちなみに菓子工房アントレは実家の近くにあるので何度か食べましたが、 もちろん美味いです。ただしケーキ１個４５０円位しますが・・・ ツリーハウスの放送回の内容について調べたところ、こんな感じでした。 日本代表とアメリカ代表がそれぞれツリーハウスを組み立てて、優劣を競う。 各チーム５名で製作期間は１週間、さらに８時から２０時までの１２時間以外は作業してはならない。 私もこの回を観ていましたが、アメリカは王道でそのままのスタイル、 日本はまともにやると勝てないからアイデア勝負に逃げたが、 それでもアメリカチームの優勝、という内容でした。 この回が放映されたのは、２００８年の８月７日。 ただし、現地で組み立てられたのは６月５日〜６月１２日となっています。 それではレポします。 まずは神崎のここへ・・・ ま、ここはアレです。「File 090 日本大道院純陽宮 」の２枚目の写真の地点です。 看板が変わっていました。 そこからすすんでいくと、２又の交差点があります。 直進すると純陽宮、左折するとツリーハウスがある一帯に進めます。 もちろん左折です。 しばらく進むと、左手にこんな感じの建物が見えます。 ここが「古原浄水場」です。ナビがあればここにセットで。 この「古原浄水場」の向かいには、「教育の森よさぶ」があります。 ここに入り、左側のほうに進んでいきます。 すると・・・・ こんな感じで１つ目が見えてきました。 こちらは日本チームが作ったツリーハウスです。 他の角度から。 滑り台の色がよくないなあ・・・ 下から見上げてみるとよくわかります。 これが日本チームのアイデア、宙に多面体の部屋を浮かせたところです。 左右の木からワイヤーで吊るしているのですが、ワイヤーがあまり目立たないので、 本当に宙に浮いているようにみえます。 ２つのツリーハウスは自由に立ち入り可能となっています。 ただし、怪我は自己責任となっています。 もちろん入ります。 多面体の中。 こりゃ、ずいぶん狭いね・・・ ＴＶで観るのとはえらい違いです。 中に入って下を見下ろす。 大人はマジで１人しか入りません。 正直、子供の遊具という印象。 寝泊まりすることは不可能です。 次はアメリカチームのほうに行ってみます。 アメリカチームのツリーハウスは「古原浄水場」から少し北上します。 すると、森の間にこんな切れ目がありますので、そこに入ります。 そこから周囲を見回すと、こんな感じでみつかります。 これがアメリカチームのツリーハウスです。 この圧倒的な存在感。そしてデカイ。 正直、日本チームの遊具ハウスと比べちゃイカン。 こちらがまさしくツリーハウスという感じ。 「FREESTYLE TREEHOUSE JOURNEY」 入ります。 釣り橋を渡ろうとするが・・・ 何か足りない？ サイドのロープが下に垂れてしまっています。 たけし城のジブラルタル海峡状態。これは危険・・ ま、これは渡った後の写真なので、７５キロの人間はセーフなことを実証。 強度的にはギリな感じもしますが、慎重に渡れば大丈夫です。 ただし、お子様の場合はバランスを崩して落下する可能性があるので注意。 進みます。 １週間で建てた建造物ですが、５年そこらでは朽ちないようです。 前出のロープは別として、十分なレベルでしっかりしています。 入口。 落ちているのは去年の落ち葉かな？ ちょっとぐらい掃除してもいいと思うんだけどな〜 入ります。 入口すぐの部屋。 落ち葉掃除してテーブルを拭けば、十分滞在できるレベル。 この時期は虫が多いので薦められませんが。 この部屋の裏には梯子があり、上階にアクセスできます。 登ってみます。 上階。 結構作りこまれている気がします。 ここの雰囲気はオトナの秘密基地という感じがして良いです。 周囲の景色は・・・森しか見えません。 ま、それ以外が見えるとツリーハウスとして良くない気もしますが。 渡ってきた通路を見下ろす。 上階から降りるのが結構怖い。 ここかなり狭いので、太めの方は苦しいかも。 もっとも、前出の釣り橋で脱落するかもしれませんが。 外観を別アングルから。 こんな感じの場所でした。 放映から５年ほど経過して、忘れ去られていることもありますが、 もともと周囲にほとんど人がいない場所なので、簡単に占有できます。 近くの成田ゆめ牧場に行くと、お金がかかりすぎて泣きたくなる、 そういう子連れの方には、無料でなかなか遊べる良い場所だと思います。 しかし、吊り橋のサイドが無くなっていることをはじめ、 部分的な劣化がはじまってきています。 ツリーハウスという特殊な構造ということもあり、 ある日突然崩れ落ちる可能性も否定できません。 そうなる前にはＢ級スポットファンとして、 なるべく早く訪れておいたほうがいいスポットかなと思いました。 以上、神崎のツリーハウスをお送りしました。 >>Return