2012/04/03訪問
ひさびさの休日。
2ヶ月前に仕事の勤務体制が変更になり、土日休みが不定休になってしまいました。
しかし、せっかくの休日も、この日は台風なみの強風が吹き荒れるとの予報。
バイクはあまりにも危険なので四輪、それも早く帰宅できるところというところで考えていたところ・・・
思い出したのは1つの物件。
物件の名前は「新京成鉄道模型館」。
場所は新京成電鉄の松戸駅隣の、上本郷駅の駅ビル内。
さらに重要なことですが、この物件は5日後に閉館との話。
それならなおさら記憶にとどめておく必要があるわけで、
本日は絶好のチャンス。訪問してみました。
というわけでやってきたのは上本郷駅。
松戸駅のすぐ隣の駅なのですが、周囲は規模がかなり小さい市街地になっており、
どういう層がこの駅を使っているのかよくわからない感じです。
その上本郷駅南側ロータリーから駅ビルを見てみると、
駅ビル2階左側に「鉄道模型館」と出ています。
上本郷駅駅ビルのインフォメーション。
アミューズメントとして新京成鉄道模型館が入っています。
すぐ近くに貼られているのをみると、
どうやら入館自体は無料だが、
館内にジオラマみたいなものがあり、それを走らせるのにお金がかかるみたいです。
台風並み低気圧が来るということで午前中に行動するべく、
この場所にはオープン前に到着していました。
開館10分ぐらい前でしたが、
入口前には行列ができていました。
入って利用受付をするとわかるのですが、
ジオラマの操縦席は6席あって、それぞれで走れるコースが違います。
並べば自分の運転したいコースの選択肢が増えるわけです。
10時になり、オープン。
行列は画像右のようにジオラマ利用受付へ一直線。
私はとりあえず館内をみてみます。
入口右側。
新京成の歴代車両の写真や、実際に走らせられるっぽい模型が設置されています。
電車でGOは電源が抜いてあり動きませんでしたが、
売り物のようで、運搬費自己負担で購入ができるようです。
昔の運賃表。薬円台駅に実際に架けられていたものです。
この彫ったような手書きのものって味があってよかったけど、
もう作られることはないんだろうな〜。
あらためて歴代車両展示スペース。
見る限りでは、肌色+こげ茶色のカラーリングはずっと変わっていないようです。
歴史とか。
「入札終了しました」という張り紙は、閉館のために鉄グッズが売り出されていたようです。
着ぐるみ。
考えたら、このキャラの名前を知らなかったので調べてみたら、
しんちゃん、けいちゃんだそうだ。モチーフはツバメ。
で、行列が捌けて、ジオラマで電車を走らせているのを見る。
この柵から中は利用者しか入れないのでダメ!といわれたので、
操作体験をしてみることにします。
閉館間際ということで特別定価、10分200円でした。
使える車両はN700(新幹線)しかありませんでした。
で、ジオラマ横に備え付けられた運転席に着席。
操縦方法を教えてもらい・・というかレバーを上下するだけですが。
単純にレバーを下げるとスピードが出て、レバーをあげると停まります。
「非常にマニアックな運転」・・・実際に拝見したいものだ。
ウヒョー俺のN700ハエー
子供たちにまぎれてここの係員(2名)が熱心になにかを伝えています。
鉄オタ少年と京成グループ広報?の人との交流の場がなくなるのは残念です。
今回見ることができませんでしたが、
ここには実際の800形運転台を利用した運転席があるそうです。
しかし、この席だけ1日中予約で埋まっていました。
そのため実際に目にすることはできず。残念。
10分経過し、脱線無しで運行終了したので、撤収。
物件の閉館告知。
このレポの物件「新京成鉄道模型館」は、4月8日で閉館します。
新京成に興味が出てきたとか、閉館するならどんな物件であってもこの目で見ておきたいなど、
理由は人それぞれあるかと思いますが、
明日水曜日は休館日で、残り4日しかこの物件を見るチャンスはありません。
千葉県のB級スポットファンとしては、閉館までに訪れて記憶にとどめてほしいスポットかなと思います。
以上、新京成鉄道模型館をお送りしました。
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