File 157 手接神社

千葉のバミューダトライアングル、旭市内にある、
石彫りの手が奉納されている神社。
はたしてどのような場所なのか?

手接神社
【所在地】千葉県旭市鏑木2461−2
【地図】googleマップ
【HP】ありません。
【交通手段】公共交通は皆無。車かバイクでどうぞ。



2011/06/12,18訪問

今回の物件、手接神社は珍寺大道場さんや、
相互リンクしていただいているKeiさんのHPにも掲載されているとおり、
それ系の神社ではそこそこ有名な物件のようです。

この日、小見川のほうでバイクの試乗会があり、
それに参加するついでにこの物件を訪問してきました。

しかし。デジカメが壊れるというアクシデントがあり、
結局1週間に2回訪問することになってしまいました。

とりあえずは物件についてレポしたいと思います。


旭市には他の地域にない方向性を持つスポットが多いという印象を受けますが、
今回の手接神社も、そのなかの1つになるかなと思います。
物件の質はともかく何も考えずにただ道を走ると、
あっというまにどこを走っているかわからなくなるということもあり、
旭市は「千葉のバミューダトライアングル」と勝手に名づけています。

この物件の位置の目安ですが、長熊スポーツセンターというのが
結構目立つのではないかと思います。
基本注意深く走らないと、そのスポーツセンターすらわからない可能性はありますが・・


長熊スポーツセンターから東方向に走っていくと、ゆるいカーブの途中に神社があります。
道の変化にさりげなく馴染んでいるので、気がつかない人も多いかもしれません。


鳥居の横には「手接神社」とあります。


神社の階段を登っていきます。
すると・・・他のHPのレポと違う箇所が。


以前は地面が土で埋め尽くされていたのですが、
真っ白のコンクリートで舗装されています。
側溝も完備。

そして右のほうには目的のブツが見えました。
「手」接神社という名前の通り、手の病の治療にゆかりがある神社のため、
ここに手形の彫石を奉納するそうです。




ところが・・・ここからデジカメが画像を吐き出さなくなってしまいました。
自宅でデジカメの操作をしてみたが、特に問題なし。
記憶メディアの故障なのか、撮影ミスなのか、原因は不明。
とにかくこの日に撮影したはずの手形の画像が全く存在しないのでありました。

行ったのに写真が撮れていない。これは悔しい。
時間があったら早く撮りに行きたい、そう悶々として1週間仕事を続け、
土曜日に早速訪問してきました。
雨の可能性があります・・・ってそんなの関係ねえ!


というわけで18日(土)の続き。
神社と納屋の間にこんな形でブツが置かれています。


近寄ってみると・・・こんな感じ。


手の形は多種多様で、形のルールは無いみたいです。
既製品ではなさそうで、石工にハンドメイドで頼んで作ってもらった感じです。

・・・考えてみると、旭市って石工が多いんだよなあ。
旭市の田舎のちょっとした市街地を走ってみると、なぜか石工の店が多いです。
こういうものを作る仕事があるからなのかなあ?




この神社の由来ですが、
ここに住んでいた八角茂兵衛さんという人が手の病気を患っており、
茨城にある手接神社を参拝したところ治ったので、
ウチの近くにも同じのを作るべ!というわけでここが出来たそうです。

そして十年ぐらい前に台風の被害を受けて、
作り直した経歴があるとのことなので、境内が比較的新しめな雰囲気となっています。

とまあ、こんな場所です。
拝殿はともかく、奉納された手にしか目が行かない物件かなと。
既に紹介済みの法螺貝観音寺、環境観音と合わせて、
旭市の「謎」を知るためには押さえておいたほうがいい物件かなと思いました。


以上、手接神社をお送りしました。
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