File 156 八剱八幡神社

千葉テレビで放映されている木更津のご当地ヒーロー、
「鳳神ヤツルギ」の舞台となっている神社。
はたしてどのような場所なのか?

八剱八幡神社
【所在地】千葉県木更津市富士見1−6−15
【地図】googleマップ
【HP】八剱八幡神社のHP
【HP】鳳神ヤツルギのHP※2つのページのURLに注目
【交通手段】JR木更津駅から徒歩3分



2011/06/05訪問

今年4月から千葉テレビで放映開始、
大きな反響を得ている特撮ヒーロー「鳳神ヤツルギ」。

特撮系の番組は「世界忍者戦ジライヤ」あたりから観ていなかったのですが、
今回の物件を訪問する前には一度観ておかなければということで、
土曜日の朝7:30という、土曜日は遅く起きたい独身中年には鬼畜な時間帯を克服し、
鑑賞することができました。

感想はというと、思ったよりマジメに作られているのですが、
雰囲気がメジャーになりきれてない(というかそう意図している)感じがすばらしいです。
大人が見ればそう感じるのかもしれませんが、子供なら話は別。
お子様向けとしては水準以上のものではないかと思いました。

ま、そういうことで準備万端、木更津駅西側の商店街にあるという物件に行ってきました。


物件は木更津駅から徒歩3分という好立地にあります。
しかし、経済が停まっているかのような閑散とした町並みで、
木更津駅から近いという立地がどの店も生かされていない状態です。
何かすればこの街は化けると思うんですけどね・・・


早速入ると・・・普通の神社です。


本堂。絵馬の数は参拝者が多いことを物語っていますが、肝心のアレがありません。
境内を見回すと・・・


「手水」の横にありました。ポスターが。
一応あるにはあったけど、それほど目立つ感じで置いていないので、
ひょっとしたらそれほど乗り気でタイアップしていないのかも・・・
もうちょっとあっちこっちにポスターが貼ってあって、
フィギュアみたいなものがあったりすると思ったんだけどな〜。


納札所に行ってみる。
一応売り物を全部見てみましたが・・・


ヤツルギ関連は、ヤツルギDVDのみ。
ストラップとか購入しようかと思ったのだが、キャラグッズは「りらっくま」のみ。


実はこの日、結婚式が行われていました。
なので宮司のお話を聞くこともできず、そのまま撤退。
晴れの日にジャギみたいな格好で来てスミマセン。

こんな感じの場所でした。
いわゆる恋愛ゲームの聖地のような、キャラを前面に出した展開ではなかったので拍子抜け。
ここは歴史がある神社のようなので、その歴史をふりきってタイアップするわけにはいかない、
そんな姿勢がうかがえます。
閑散としている市街地を復興するにはこのあたりからはじめなければいけないと思うのだが。
いろんな意味で残念な物件でした。

以上、八剱八幡神社をお送り・・


ちょっと短いな。
ヤツルギがネタにすらなっていないので、
木更津市街地にある小ネタを入れて拡大版にしてみます。


木更津某所。
木更津駅から見ると、北東方向といったところでしょうか。


久留里線の踏み切りのすぐ近くにあるこの物件は、
「心の郷きみさらづ イベントスペースかずの駅」とあります。


敷地を覗くと、珍しい車がかなり良いコンディションで置かれています。


味のある、古いホーロー看板も飾られています。


で、さきほどのバス停。
「ねこバスは止まる時もありますが、西鉄バスはとまりません」だそうで。
ちなみに「西鉄バス」ってどこのバスかなと思ってググってみたら、福岡のバスでした。
そりゃ福岡から木更津まで行きませんけど、実在するバス会社を使うのもどうかなと・・・

次に行きます。



こちらは「カジュアルあさひや」。

今活動しているのかわかりませんが、「氣志團」のメンバーにみられる、
1980年代のヤンキーファッションを販売している店です。
入ってみます。


今日は運良くジャギみたいな格好をしていたため、
違和感なく突撃できるぞヒャッハー!と店内に入ったところ・・・
店内にいた人は常識人の姿というべきか・・60〜70代のおじいちゃんおばあちゃん、
そして至って普通の20〜30代の店員が1人。
頭がトサカになっていて、長方形のサングラスをつけている人とかを想像していたのに。

店内はDQNファッションばかりで、売り物は評判通り。
しかし店員が普通というギャップがなんとも・・・

最後は木更津の「恋人たちの聖地」となった、中ノ島大橋へ。


全体を眺めるとこんな感じになっています。
1本のアーチ状できれいな形になっているかと思いきや、
左右の階段でアーチがブツ切れで、カニみたいになっています。


片方の入口から。
この橋は名前のとおり、「中ノ島」という島に渡るための橋で、
ここが島へ行く人のための駐車場になっています。
ここにバイクを止めて渡ります。


放置ゴミ、そして落書き。
ロマンチックな場所ということなんですけど・・


他の橋には無い構造で、渡るという行為が楽しく感じます。


歩いていくと、中ノ島から戻ってくる人が。
この日は朝から潮干狩りを行っており、
15時頃に潮が満ちてきたので引き揚げている感じです。


橋の中央から南側を望む。
先に見えるのは君津の工業地帯ですね。
北側はありふれた街の風景になっています。


橋の先、中ノ島。
左側に見えるのが潮干狩り会場。
さらに奥のほうに見える緑地は自衛隊の敷地のため、入れません。


そして橋のあっちこっちに落書きがあります。
映画「木更津キャッツアイ」が原因で恋人の聖地となり、
この橋で落書きをすると良い、みたいな話ができてしまったためです。


ミラさんぱねえっす!
正面から見ると全然何も見えない。うまいこと考えたものだ・・


で、橋の下にあった「恋人の聖地」銅像。
裏にある日付を見ると、去年年末に設置されたもので比較的新しいものでした。
モチーフが狸になっているのは、駅前にも見られる「證誠寺」のタヌキが理由でしょうね。


とまあ、こんな感じでした。
千葉の観光というと、正直木更津周辺というのはオススメできませんが、
千葉の有名どころをほとんど回ったというのであれば、この街にある小さな魅力も侮れません。
時間的に千葉の南まで行けなくなってしまったときのプチ旅行にオススメかなと思います。

以上、八剱八幡神社をお送りしました。
>>Return