File 121 證誠寺

木更津の西口商店街が総力を挙げて観光資源としている、
童謡「狸ばやし」で有名なお寺。
果たしてどのようなお寺なのか?


證誠寺
【所在地】千葉県木更津市富士見2−9−30
【地図】googleマップ
【HP】證誠寺のHP
【交通手段】JR木更津駅西口から徒歩10分

2010/06/27訪問

東京湾アクアラインの開通、そして映画「木更津キャッツアイ」という2つのイベントで、
飛躍的に知名度が上がった木更津市。
木更津駅の西側には、それとはまた違うものを売りにしています。
それは何かというと、「たぬき」です。
レポの中で追って説明していきます。


JR木更津駅西口。
休日の午後ですが、あまり人気がありません。
基本的に木更津駅は東のほうが栄えていますので、致し方ないところですが・・・。


その木更津駅西口にあるオブジェ。
円の中に狸が逆立ちしています。
これは何かというと、「きぬ太君」だそうです。
名前の由来はもちろん、「たぬき」の逆さ読みですね。

説明版に書いてあるものを要約すると、
月夜に逆さになってまで楽しげに踊る狸は「きぬ太くん」。
時には逆さに物事を見てみると、今までに見えなかったものが見えるかも、
月(ツキ)のある街にしましょう! だそうです。


ウラ筋。


他にもこんなオブジェが。
街をみてみると、あっちこっちに狸の看板が描かれていたり、
信楽焼が置かれています。
中でも地元のローカルチェーン「バーベキュー弁当」なんてのは狸がマスコットになっており、
木更津の街のあっちこっちでみかけます。


物件の方向へ続く路地に入ると、お寺までの案内板が多く見られます。
それに従って進むと・・・ありました。
駐車場が広く、駅が近い市街地なのに簡単に車が停められます。


山門。進んでいきます。



境内に入ります。
整然とした雰囲気で、観光向けな感じです。



このお寺の説明。

童謡「狸ばやし」の舞台になったということです。

Youtube まんが日本昔ばなし 「しょじょ寺の狸ばやし」



参道はまっすぐ本堂に向かっています。


證誠寺本堂。
うっそうと茂った緑で、本堂の全体像がよくわかりません。
そもそも狸が居た頃は暗い林だったようですし、伝来を考えるといい雰囲気です。


参道左に整備された空間があり、狸関連のものがまとめられているようです。


童謡碑。
「狸ばやし」を作詞作曲したことに関する記念碑です。



他に俳句を詠んだ碑などがありますが、知名度が不明なのでスルー。
あっちこっちに置かれている狸がいい感じです。


奥のほうに進んでいくと・・・。


狸塚があります。
石に「狸」の1文字が彫られたものが祀られています。
このお寺の住職が、腹のたたきすぎで死んでしまった狸を葬ったということです。


カスラックがうるさいので、歌のほうはこちらのYoutubeの動画を。
Youtube みんなの童謡 証城寺の狸囃子
今聞いてみると曲のテンポが良く、名曲だということを改めて感じます。


こんな感じの場所です。
このお寺はそれほど大きいわけではなく、10分もあれば全て回れてしまいます。
この童謡の舞台となっていること自体が観光のポイントとなっているので、
見るべきものはさしてありません。
1回行ってみて「證誠寺に行ったことがあるよ」的な話のネタになればいい、そんな感じかなと。

以上、證誠寺をお送りしました。
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