File 104 もの知りしょうゆ館

野田市の駅前をうめつくす、キッコーマンの建造物群。
そのキッコーマンの手による醤油の広報施設を訪問してきました。



もの知りしょうゆ館
【所在地】千葉県野田市野田110
【地図】googleマップ
【HP】キッコーマンのHP
【交通手段】東武野田線野田市駅より徒歩3分

2010/03/06訪問
この週末は2日連続で雨。
屋外物件は行けないので、車で野田へ行ってきました。

私はご存知のとおり千葉県民で、内房から南房総、銚子、九十九里と幅広くまわっておりますが、
柏、野田方面にはあまり行く機会がありません。
理由は単純です。自動車、バイクで走りにくいからです。
市街地以外は直線ばかりで景色の変化は少なく、
走って面白くない道ばかりで、渋滞もひどいからです。
なので自然と足が遠ざかってしまいがちになっています。

というわけで某団体訪問時以来、ひさびさの野田市へ。
目的は野田を代表する企業、キッコーマンの施設「もの知りしょうゆ館」です。
それではレポします。

物件は東武野田線の野田市駅を目指し、
駅近くの幹線道路を走っていくと自然に到着できると思います。

到着。
入口で守衛さんに駐車位置の指示をもらい、
駐車後に再度守衛さんのところで書類に記入します。


「もの知りしょうゆ館」とあります。

この施設は建前上予約が必要となっておりますが、
現地での入口には、予約なしで入れるとの記述があります。
予約の有無は、おそらく工場を案内するガイドの有無に差があるのではないかと思います。


長い廊下を歩いていくと・・。


おみやげ売り場、食堂があり、美人ガイドさんが声をかけてくれます。
こういうふうに歩いて、ここに戻ってきてください、という指示をうけます。


早速歩いていきます。
ここは有名な場所なので、団体客の訪問が多いはずです。
ガイドが付く時間はおそらく団体客が合わせて来ているはずなので、
混んでいて観づらいと思ったら、先に食堂で「ここの売り」のものを食べていたほうがよいと思います。


最初の工場内の景色。何もありません。
ここはもろみを作る場所ということです。


もろみの熟成レベルとかがわかります。
この近くで、それぞれの段階のもろみの匂いをかぐことができます。
これで最初の建物は終わりで、最初の食堂脇を歩いて次の建物に向かいます。


次の建物は、熟成したもろみをしぼりとる施設。
麻袋の材質みたいなものに入れて絞るということです。
あとは梱包、キッコーマンの過去のパッケージのラインナップが展示されていたりと月並みの内容。


そのまま最初の広場に戻ると、最初に会った美人ガイドさんから、
おみやげ物をもらいました。写真は最後に。
そして、目的のものがある食堂に行きます。


食堂の前にはこんな張り紙が。
「しょうゆソフトクリーム」を売っているとのこと。

実はここ以外に、しょうゆソフトなるものは2箇所で食べたことがあります。
風土村となりの「ドルチェ」で1回、銚子のヤマサ醤油で1回です。

この2箇所で味にかなり差があり、
ドルチェのほうで初めて食べたソフトクリームはキャラメルのような風味があり、
「これがしょうゆソフトなんだ!」と意外な味に驚嘆したことがあります。
その後、バイクのツーリングOFFで銚子のヤマサ醤油工場の売店で売っているソフトクリームを食べましたが、
こちらはモロに醤油の味がして、キャラメルの味はしませんでした。

というわけで、場所によって味に差がありすぎる「しょうゆソフト」をここでも注文してみます。
2種類ありましたが、とりあえず豆乳のほうを試してみます。お値段は250円。


出てきたのはコレ。
ヤマサのしょうゆソフトはやや醤油のむらさき色に近い感じがしましたが、
こちらはほとんど白。いたって普通のソフトクリームに見えます。

実食。

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ウマイ!
しょうゆソフトでしばし形容される「キャラメル風味」がちゃんと味わえるし、
攻撃性の無いまろやかな味。これぞまさしく「しょうゆソフト!」そのもの!


個人的なしょうゆソフト評価は、
キッコーマン>ドルチェ>>>>>>超えられない壁>>>>>ヤマサ

こんな感じです。


同じく食堂ではしょうゆソムリエを体験できます。
冷蔵庫から無料とうふを取り出し、3種類の醤油を使って味見してくださいと。



こんな感じ。
左からノーマルの醤油、ノーマルより熟成した醤油、塩分を減らした醤油です。
食べて見た限りでは、説明文から想像した味そのままだったので、詳しく書きません。
実際に現地で食べてみてください。


ひととおり食べ終わって、みやげ物屋でいろいろ購入して、もの知りしょうゆ館を出ます。


自宅でもらった醤油の確認。

これが美人ガイドさんからもらった醤油です。
ここは入場料無料ですが、食堂の豆腐味見等は無料の上、
こんなものをいただけてしまいます。

工場の中で見れるものは他のしょうゆ工場と同じですが、
しょうゆソフトの味、もらえるもの等を考えると、
ここをわざわざ訪問するメリットは高いと思います。
子連れの方にオススメしたいスポットです。

以上、もの知りしょうゆ館をお送りいたしました。

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