2009/10/17訪問
まずお断りしておきますが、「デーダラボッチ伝説」は柏の中だけでも地域によって伝聞が違うため、
今回訪問した場所とは別に足跡があるかもしれません。
よって、このレポがすべてではありませんので、ご了承をお願いします。
この物件の話を聞いたのは、柏市による「ふるさと散歩道」なる企画の中で、
散歩道のコースとして、デーダラボッチの足跡巡りなるコースが設定されていることを知ったところからです。
しかし、その散歩のコースが載っていると思われるネットのソースは、
柏市のHPがリニューアルした際に、一緒に消滅してしまったようです。
そのほかググっても的確な情報が見つからないので、とりあえずは右足を起点にして現地調査してみることにしました。
まず右足。ネット上でのソースでは、「イボ弁天」なるところに存在するらしい。
この日は4輪なのでナビという心強い味方がいますが、ヒットしません。
あたりをつけていた場所まで近づいて、そこから捜索します。
おおまかな位置としては県道280号の麗澤高校近辺。道路の南側にある模様。
写真の横断歩道の右に細い道がありますので、そこに入って進みます。
少し進むと・・・ありました。
ここが「イボ弁天」のようです。
説明。
この弁天様は名前の通り、イボに効果があるようです。
そして池にあたる部分が、デーダラボッチの右足跡になるそうです。
池を見てみる。なんとなく足跡型になっているような・・?
水がイボに効果があるようですが、池に入れないようになっています。
よく見ると右側に階段が。のぼって池を見下ろしてみます。
うーん。写真だと見づらいですが、
土踏まずのところがくぼんでいる足跡だと思えば、それっぽい形をしています。
とりあえず右足を確認。
次は左足なわけですが、説明板には「観音寺」と書かれていましたので、
そこを目指してみます。
この近辺は結構渋滞が激しく、車で20分ぐらいかけて到着。
見た感じ、自然鑑賞を意識したような整備が行き届いています。
寺の中は庭園が広がっており、非常に美しい境内となっています。
とりあえず足跡の位置ヒント集めも兼ねながら庭園を回ってみます。
本堂。かなり新しく、豪華です。
パンフレットのようなものが無いか見てみましたが、ありませんでした。
そのまま境内を歩いていると・・・。
ガレージだらけの場所があり、ガレージから出したばかり?のポルシェが止まっていました。
そのポルシェからお坊さんが出てきて、人を待っていたようなので、
早速デーダラボッチの足跡について聞いてみました。
お寺を出て右に走って、ラーメン屋がある交差点を右、
ゆるいカーブの途中に鳥居があると教えていただけました。
お礼を申し上げて早速移動。
道案内通りに走って3分ちょいであっさり到着。
説明。ここで間違いなさそうです。
しかし・・・。
右足のほうは、すぐにわかるような形をしていたのだが、こっちは・・・。
写真を見ればわかるとおもいますが、
この場所のどこがソレなのかがはっきりわかりません。
おそらくですが、足跡の中央に山を作ってこの祠を作ったように思われます。
デーダラボッチは、この右足足跡と左足足跡の距離をひとっとびで走ったそうです。
グーグルマップだとその距離2km。
まあ、足のサイズを考えても有り得ないでしょうね。
昔の人が道標がわりになるものを探して、それに適当に伝承をつけた、と捉えるのがよいのかもしれません。
ま、散歩のコースに入れるようなレベルで大きく宣伝していませんし、
伝承とともに道端のオアシスとして存在し続けてほしいと思いました。
以上、巨人の足跡をお送りいたしました。
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