File 084 鉄造仏頭(てつぞうぶつとう)

大原町の山奥に安置されている、巨大な大仏の頭。
部位が欠けている奇妙な風貌は他に無いオーラを感じさせる。

大日堂(地図では物件のある場所にそう書かれている)
【所在地】千葉県いすみ市大原町4047
【地図】googleマップ
【HP】ありません。
【交通手段】バイクか車で。

2009/10/12訪問

珍な寺社仏閣を紹介しているHPから本物件の情報を知り、
なぜか見たい気持ちがおさまらなくなったので、訪問してみました。
今回の物件も公共交通の利用は難しいので、行くとすると、車かバイクでの訪問になるかと思います。
また、物件の入り口手前は道がかなり細くなっていますので、車の場合は脱輪に注意してください。


大多喜から465号を道なりに走っていくと、
右手にいすみ鉄道の線路が見える苅谷交差点があります。
この交差点を右に曲がります。


お世辞に良いとはいえない路面の峠チックな道を走っていくと、
右手に看板が見えるところに出ます。


200m先に鉄造仏頭とあります。
ガードレールの後ろに設置されていて文字が見えないあたりが何とも言えません。


ちょいと進むとわた飴みたいな蜘蛛の巣がかかった看板が見えます。
右に曲がると・・・。


到着。どうやらこの堂の中に物件があるようです。


前知事も来ていたようです。熱血先生もいかがでしょうか?


物件の説明です。
簡単に言うと、作ったときの技術精度が良い仏像のパーツということです。


入り口は厳重にロックされています。
どうやら窓ごしにか見ることしかできないようです。


レンズをギリギリまで近づけて撮影。
センサーライトがついており、入り口に立てば照明が勝手につきます。


鉄造仏頭は顔の高さが1mとのことで、結構デカイです。
仮に体全部を作ったとすると、高さ6mはいくんじゃないでしょうか。
それだけあれば鎌ヶ谷大仏よりはるかに大きいぐらいですから、
いすみ市の結構な観光資源になりえたのではないでしょうか。

このまま展示していてもあまりお客さんが見にこないと思いますし、
ここまできたら全身を作ってみたりしてはどうかなと思いました。
このままでは微妙な扱いが続き、もったいないような気がするのですが・・・。
見た目のインパクトはありますので、見て損はしないと思います。
お近くにお寄りの際はぜひどうぞ。

以上、鉄造仏頭をお送りいたしました。
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