2009/10/04訪問
最近、googleマイマップ「ちBポな地図」を作り始めたのですが、
南房総と九十九里あたりの物件が少ないので、そこを埋めておきたいと考えました。
そこで手始めとして、本日南房総市にある「白浜の鍾乳洞」にいってきました。
まず、おおまかな目印として、千葉県最南端である野島埼に向かいます。
私の自宅がある八千代市から、下道のみで3時間半といった感じでしょうか。
周辺の道路はまさにツーリング向けで、ある程度のスピードで快適に走ることができます。
その野島埼の売店のおっちゃんに、今回の物件のおおまかな位置を訪ねてみると・・・
「ああ、あの洞窟なら入り口を塞いで入れなくしたよ」との回答。
な、なんだって〜?ここまで来て・・。
とりあえずダメもとで捜索開始。
変な舗装林道に突っ込んだり、間違った場所のヤブの中を探したりしながらも、無事に見つけることができました。
何せこの物件、天然記念物指定となっているはずなのに、周辺に案内が全くない。
ま、白浜まで来て鍾乳洞を見ようとする、物好きな観光客なんてほとんど居ないとは思いますが・・・。
入口の標識。白浜の鍾乳洞とあります。
昭和29年3月31日、天然記念物に指定。ずいぶん昔の話です。
右手に畑があり、おっちゃんが畑仕事をしていました。
鍾乳洞を見に来た人だとわかり、見とけ見とけみたいなことを言われました。
進んでいきます。
到着。
左手にかなり落差のある滝、右に鍾乳洞の看板があります。
白浜の鍾乳洞の説明。
簡単に言うと、岩盤のカルシウム分が水に溶けて、そのまま鍾乳洞になったと。
高さが1.6m、奥行きは5m。微妙すぎる大きさです。
そして肝心の鍾乳洞は・・・。
ご覧の通り二重の柵が設置されていて中に入ることができません。
冒頭の売店の人が言ったとおりです。
写真では見えませんが、この闇の奥に墓石みたいなものがあり、
それで不動明王を祭っているそうです。
しかし柵で墓石みたいなものがどんなものかは確認できず。
隣の滝を見てみます。
コレはすばらしい。
滝つぼの前で撮影していますが、
実は最初の「白浜の鍾乳洞」の案内を見逃したため、
無理矢理水の中を歩いていったものですから、こんな位置で撮っちゃっています。
実際は濡れないで見ることができます。
いい眺めです。
高さは約25メートルと結構あります。
調べたところ、この滝の名前は「涼源寺の滝」というそうです。
これらの写真を見るだけだと、マイナスイオンの癒しを求めて、
滝のふもとで弁当でも食べながらゆっくりする・・というような楽しみ方を想像するかもしれませんが、
実際は無理です。周辺は非常に蜘蛛の巣や虫が多く、ジメジメしていてゆっくりできる環境ではありません。
入れないけど存在する鍾乳洞とセットで、大きな落差で落ちてくる水の迫力を感じる。
この物件は「来たことに意味がある」、B級スポットのような味わいが楽しめるところでした。
以上、白浜の鍾乳洞をお送りしました。
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