2009/08/22訪問
前回レポに続きまして、酒々井町の物件の紹介です。
この本佐倉城「酒の井」を訪問する途中に分かれ道がありまして、そこから行くことができます。
訪問してみたところ、これまた味のある良い物件だと思いましたのでレポいたします。
またまた酒々井の町役場。
この町役場の中に、本佐倉城跡に関する発掘報告のコーナーがあります。
町役場内にあるものは、発掘された土器類(写真内のガラスケースの中)
現在の発掘状況を示すMAPと、この珍妙なPOP。
ご当地キャラの名前は「勝っタネ!」君だそうです。
ネタ元は、千葉一族の中では一番激動の時代を生きたと思われる、
千葉勝胤(ちば かつたね)という人物です。
ネーミングがアレだが、それ以前にタネ→種?の連想がひどいなあ・・(笑)
町役場から歩いていきます。
パースが狂った変な写真になっちまいましたが、
奥に酒の井の看板があり、その手前に本佐倉城への案内があります。
周囲は田園地帯。マムシが出るようです。注意深く歩きます。
案内通りに進んでいきます。
この写真の手前に見える山が城跡になっています。
つきました。
酒の井と本佐倉城跡の分岐から、結構歩きました。
酒の井は町役場から問題なく歩いていけますが、こちらは歩いていくには苦しい距離。
歩いていくなら水分補給用のペットボトルを忘れずに。
馬場だそうです。
早い話、駅前のタクシーみたいに、馬にすぐ乗れるように用意していた場所です。
奥のほうに目をやると・・・
かなりすごい風景。
おそらく千葉家の家紋であろう模様が描かれた盾がずらりと並んでいます。
段差があり、昔ここに城があったということがよくわかります。
おそらく、ここから敵が攻めてきたんでしょうね。
「矢を放て!」なんて号令して、敵をハリネズミにしたような、そんな光景が思い浮かびます。
この本佐倉城跡のみどころの1つだと思います。
倉庫跡。何もありません。
奥の山。何もありません。
でも何も無くても「昔はこんな感じでした」という図入りの説明があり、わかりやすくなっています。
私にとってはかなり見慣れた、房総の魅力500選のプレート。
原っぱにぽつんと置いてあります(笑)
ここがいわゆる、本丸があったという場所(妙見宮跡)。
名前からして妙見菩薩=天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)を信仰していたということですね。
千葉神社(こちらも千葉氏が作った)で祭られている神様と一緒です。
こちらはそれ以外に何もないので入口に戻ります。
入口に戻って右手に行くと、まだ造成中の仮通路がありました。
自己責任とのことですが、とりあえず上っていきます。
すると、すばらしい景色が広がっていました。
あたり一面の田んぼの中に線路が通っていて、京成の電車が走っています。
空気もすばらしく、長居したくなってしまいました。
前の写真で見たとおり、この場所はまだ造成中です。
ここにベンチを置いたりして、展望できるようにするのかもしれません。
そうなったら千葉でもかなり良い景色が眺められる、眺望の名所になるかもしれません。
こんな感じの場所です。
前のレポの、酒の井の改修からもわかるとおり、
酒々井町はここ数年で観光資源の開発に力を入れていることがよくわかります。
この本佐倉城跡も順調に整備が進めば、なかなか良い観光地になるかもしれません。
酒の井の開発期間、出来栄えからすると、それは遠い未来ではなさそうです。期待したいところです。
以上、本佐倉城跡をお送りしました。
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