2009/07/27訪問
本日レポする場所は浜宿海岸と言い、九十九里の海の中でもトップレベルの美しい砂浜があります。
海で泳ぐ人たちの安全を確保するために、人気がない場所は遊泳禁止にするわけですが、
白子の海水浴場、蓮沼の海水浴場が近くにあり、真空地帯になっているこの浜宿は全域が遊泳禁止になっています。
ここを遊泳禁止場所と判断したと思われる理由の1つとして、
連続怪死事件が少なからず影響していることは否めません。
事件は1982年にまでさかのぼります。
この年になんと、5人がこの海岸にて、車の中で焼かれています。
この焼かれる事件はこの年の1月、4月、5月におきており、
さらに驚くべきことに、5人全員が44歳なのである。
この「全員が44歳」というインパクトのためか、
この海岸で焼死者の霊が出る、という話が伝わり、心霊スポットとなっております。
それではレポします。
九十九里ビーチラインという、九十九里有料道路に平行するようにある道路です。
白子のほうには温泉施設(閉鎖?)とリゾートマンションがあつまっている、目立つ場所があります。
その場所から少しばかり北上したところになります。
ココが入り口。車両の進入禁止です。
というか、人の進入も拒否しているようかのような雰囲気です。
写真の車両はとなりの九十九里有料道路脇の木々を伐採している人です。
その作業員にここの海岸の名前を聞いてみましたが、
地元の人じゃないからわからない、みたいなことを言われました。
九十九里有料道路の下をくぐります。
くぐりぬけると、海がひろがっています。
ここが浜宿海岸です。
高台にのぼって、南側を見てみます。
白子のリゾートマンションと、九十九里有料道路が見えます。
この場所は遊泳禁止。
砂浜と道路以外は、この旗が地平線まで続いていました。
海岸の北側の景色。
地図に載っていないといわれるだけに、人が居ません。
真夏だというのに。
南側の景色。
やはりきれいな砂浜がずっと続いています。
美しい景色を1人占め。砂浜に座って、しばらく海を眺めていました。
殺人事件が起きた砂浜だということで、異様な空気が漂っているかと思ったのですが、
ごらんの景色。正直、殺人事件があったような海岸には見えませんでした。
海岸から道路にもどって、いわくつきの鳥居を。
この怪死事件が起きた「原因」ですが、九十九里有料道路建設のために、
もともと砂浜にあった鳥居を、内陸のほうに移動したために祟りがあった、ということです。
確かにこの鳥居、なぜここにあるのかわからない場所にあります。
この鳥居をくぐった先は雑草が繁るだけで、先に道は続いていません。
ワタシが実際に見た感想としては、
霊障のために行くのをはばかられる場所には感じられませんでした。
写真のようなすばらしい景色がひろがっており、
砂浜を眺めてぼーっとするのが好きな人には超オススメスポットでした。
以上、地図から消された海岸をお送りいたしました。
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