2009/06/27訪問
本日は梅雨が明けたのか、快晴でバイク日和。
いつもの高滝でだべった後、通称「サンドラ」を訪問してみました。
さすがに夜に来る勇気は無かったので、明るい画像ばかりでもうしわけないのですが、
夜来ると怖いという雰囲気を感じられると思います。
それではレポします。
高滝から国道297号を走りつづけ、
勝浦に出たらそこを御宿方面(海沿いに北へ)に走っていくと、右手にこの建物が見えます。
英語で大きくSUNと書かれています。
この物件の正式名称は「SUNドライブイン」になります。
右側を見てみます。侵入者があったらしく、バリケードが築かれていて入ることができません。
穴のあいたガラスに張ってある板が新しいし、車もとまっていますので管理者は居るようです。
壁は落書きで埋まっていますが、バリケードのおかげか、中は閉店当時の雰囲気を保っているようです。
そこから見下ろすと、絶壁の下に海が広がっています。
実はここから少し南に走ると、無料駐車場があり、そこから海を眺める人でにぎわっている場所があります。
しかし、この場所。ごらんの通り人気がありません。
心霊的な空気が自然と人を避けてしまうのでしょうか。
建物の左側。
バス停留所があり、「サンドライブイン前」となっています。
しかし、周辺はこれ以外には民家1軒しかなく、ここで降りる人は少ないと思われます。
停留所のすぐ近くに、下の砂浜に降りる階段があります。
団地、マンションの非常階段のような感じになっており、下の砂浜までアクセスできますが、
場所が場所なだけに、異様な雰囲気です。
潮風の影響もあってか、コンクリートがいい感じにダメージを受けて、崩れそうな感じがします。
とりあえず降りていきます。
この壁・・・。スウィートホームの間宮邸の壁みたいです。
3階分ぐらいの階段を降りると、こんなものが見えました。
名前は「堂の上薬師堂」になります。
薬師堂の中。
イスに座る勇気はありませんでした。
何のための薬師堂かははっきりしていませんが、
「この砂浜で亡くなったサーファーの霊を鎮めるための堂」
というのが定説になっているようです。
薬師堂を出て、続いている階段をさらに降りてみると、砂浜に出ます。
これが降りてきた階段です。
砂浜から今回の物件を。
崖からはみ出ているドライブインの建物を左に、中央が薬師堂、右が階段です。
人気の無い海岸にこんなものがあるんですよ。何かあっても不思議ではないですね・・。
砂浜には防波ブロックが積み重ねてあります。
近くに遊泳できるビーチがあるのに、ここだけこういう状態ということは、
地形的な理由で頻繁に波が入ってくる場所だと想像できます。
当然、水難事故で行方不明になった人が流れ着くのも・・・。
あくまでも噂ですが、このSUNドライブインは水難事故の死体がよくこの砂浜に流れついたようで、
外にそのまま置いておくわけにもいかないので、建物がそれの死体置き場になることが多かったようです。
そのため自然とこの場所が避けられるようになり、そのまま潰れた、という話です。
そろそろ戻ります。
実はこの物件を見ているとき、ジモティーな方にお話を聞く機会があり、
「霊」はどのタイミングで出るかというお話が伺えました。
「帰りにこの階段をのぼっていくときに、女性サーファーの霊が後ろから追いかけてくる」そうだ。
というわけで1人でのぼっているときの動画です。
帰りの階段のぼり(10MB) フイルム映画風に加工してあります。
あなたには「霊」が見えましたか?
以上、サンドライブインをお送りいたしました。
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