File 060 聖教殿

千葉西部でもっとも権威のあるお寺、中山法華経寺の中にある、
門外不出の秘宝を保管するための蔵。
幼少時に訪問した際のインパクトが忘れられず、本日訪問。


中山法華経寺
【所在地】千葉県市川市中山2−10−1
【地図】googleマップ
【HP】中山法華経寺のHP
【交通手段】JR下総中山駅から徒歩10分

2009/05/05 訪問

本日訪問しようとした物件は、下調べ不足で、土日しかやっていないことが判明し、
目的地を再考する。
結果、幼少の時に訪問した中山法華経寺の中に、見慣れない建物があり、
建物が何であるかもわからなかったのですが、インパクトがあったことを思い出し、
今日訪問してきました。同時に近くにある、東山魁夷記念館にも訪問してきました。

ま、こんな内容ですので、B級スポットというより自分の思い出スポットなので、
内容はたいして面白くないことをご了承お願いします。


今回は京成中山駅から歩いてみます。
ローカルな雰囲気が良いです。


駅すぐ隣の参道を歩いていきます。


お寺の入り口まできました。
この日は午後雨ということで、祝日としては参拝客が少ない感じでした。


コレが法華経寺の本殿である、大祖師堂です。
屋根が2つくっついたような形で、この工法で建てられたお寺は日本で2つしか無いそうです。



ダイブツさん。



日蓮さん。

この中山法華経寺は有名なお寺ですし、
説明するまでもないので、残りの説明は割愛します。



今回の目的のブツは、本殿脇の渡り廊下の下をくぐっていくとあります。


こんな道が続きます。


お寺から少し離れた場所に広い空間が。
そしてそこに見えるものは・・・。


おお、幼少の記憶のまま、そこにありました。
この建物の名前は、聖教殿と言うそうです。
日蓮の真筆の書物等をはじめとする重要文化財64点が保管されているとのことです。

ちなみにこの中身は、毎年11月に公開されるそうです。



旧帝大の教授の設計により、昭和6年に作られたものだそうで、
盗難、火災、虫害、湿気などを完全に防御できるそうです。
たしかに本殿が火災になったとしても距離が離れているから、被害が無さそうです。

それにしても神秘的な空気を感じます。
中の秘宝のなせる業でしょうか。



引き続き、向かったのは、中山法華経寺から徒歩10分程度の場所にある、
東山魁夷記念館。こちらはかなり混んでいました。
入場料は600円。

展示内容はというと、1Fが東山魁夷氏の年表、使用した画材道具、著作などが展示されており、
2Fは東山魁夷氏の作品が並んでいます。
2Fの作品は他の場所にもある東山魁夷記念館と入れ替わりで展示品が変わるようです。
さすがに東山魁夷氏の作品は素晴らしく、吸い込まれるような感じがします。
もうちょっと数が多ければ大満足という感じでしたが、展示作品を一定期間で回転することにより、
リピーターを稼ぐためにわざと少なくしていると感じられました。
それはそれで、良い美術館だとは思いました。


以上、中山探索してまいりました。
やはり印象に残った場所というのは、何らかのオーラがあったからこそ、
心の中にずっと残り続けていたのではないかと思いました。
幼少のころ見た建物が何であったかがわかりましたし、良い収穫でした。

以上、聖教殿をお送りいたしました。
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