File 046 某新興宗教団体本部

千葉の衛星都市を横切る幹線道路、国道16号の運河駅周辺に、
城下町風の大規模な宗教団体施設が存在します。
彼らの信仰がどういったものなのかもあわせて、現地調査してきました。

某新興宗教団体本部
【所在地】東武野田線 運河駅からすぐ。
【地図】−
【HP】−
【交通手段】−


2009/01/24 訪問

まずお断りしておきます。
ワタシは強固な自己意識や悟りを持っているため、全く宗教を信じておりません。
また、今回レポをする宗教についての信仰を強制したりすることは絶対にありません。
そしてデリケートな題材のために、毒を吐くようなレポートは控えております。
つまらないとは思いますが、ご了承お願いします。

それではレポします。

16号をどんどん北上しますと、某宗教団体の看板が異常に目立つエリアがあります。
そして、その団体のシンボルであるお城が見えてきます。
看板にしたがっていくと巨大な駐車場がたくさん見えてきて、
白装束の人が誘導していますので、それにしたがって車をとめます。


駐車場から見たシンボルのお城。
HPによると、「天使閣」と呼ばれるらしい。



駐車場から歩いていくと、こんな雰囲気で、信者が歩いています。
予想以上に多くてビックリしました。

この宗教団体の1つの教義なのですが、
この写真の看板に書いてある通り、あいさつを必ずすることが基本のようです。
なので、白装束の人と向かいあってしまうとあいさつされます。
「郷に入っては郷に従え」ですので、自然にあいさつを返します。
そんなこんなで、入口である参門にまで到着しました。



これが参門。遠くにお城が見えます。
ここから撮影禁止なので写真はありません。

とりあえず白装束の人ではなくて、私服の信者?の後ろに尾行するようについていきます。
何か見えるたびに(お城とか入口とか)手をあわせて礼をするので、真似します。
すると「水屋」っていう場所で水をすくって手を洗うみたいなので、真似して洗います。

そこから信者があっちこっちにちらばってくので、場内を見学。
正直、あまりにも設備が整っているのにビックリしました。
しいて言うと、四谷の上智大学のキャンバスに似ているような感じでした。


ここで、この宗教団体がどういうものかを簡単に説明しよう。

お城の中には2代目の神様がいて、そこから霊波が発射されています。
その霊波にはいろいろな効果があるのですが、信じている人にしかその効果はありません。
ここでこの団体を信仰して、お守り(7000円らしい)を購入して自宅で祭ると、
霊波の恩恵を受けることができるというものです。

こんな感じです。他にも話を聞いたのですが、まとめると、
「信じなければ別になにもしなければよい」というスタンスのようで、
信仰しない人に対してのけものにしたり、危害を与えるような悪いところではありませんでした。

とりあえず、メインの礼拝堂まで行きます。
他の信者の真似をして礼をしまくって、礼拝堂の中に入ります。
すると、球に乗っている、袴姿の人の銅像があります。
これが、この宗教団体の創始者のご神体のようです。
この創始者は故人で、現在は2代目がお城に居るそうです。


次に、はじめての人が行く施設で御由来館というところがあり、
創始者についてのいろいろな話が佐倉の宗吾パノラマみたいなところを回って聞けるみたいなのですが、
時間が合わなかったのでやめました。(説明しながら館内を回るので延べ1時間ぐらいかかるらしい)

他の施設は白装束の人しか入れないようなので、結局建物は礼拝堂しか調査できませんでした。
というか、長く居ると気分的にアレな感じになるので、なるべく早く出たい気持ちに駆られてしまい、
自然と足が入口のほうを向いて歩いてしまっていました。


とまあ、こんな感じでした。

ワタシははじめ、普通の寺社を見るような感覚でココを見学できると考えて行ったわけですが、
認識が甘かった。何から何まで空気が違いすぎました。
白装束の信者さんがたくさん居ることからも圧迫感を感じて、
とても長居はできませんでした。ヘタレですみません。
このHPに載せている他のB級スポットと同じ感覚で訪問することは、全くオススメできません。

以上でレポはおしまい。
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