File 045 オートパーラーシオヤ

成田から神崎のほうに向かって走っていくと、
今や千葉ではほぼ絶滅した、無人ドライブインの生き残りがあるという。
某所でここで売っているハンバーガーが話題になったので訪問。

オートパーラーシオヤ
【所在地】千葉県成田市名古屋1210−1
【地図】googleマップ
【HP】なし
【交通手段】車かバイクで県道103号小御門CC付近へ。



2009/01/17 訪問

某巨大掲示板のあるスレで、ハンバーガーを売っている自販機の話題があり、
それの1つが今回訪問する場所にあるというので訪問してみました。


成田の中心街の混雑から抜けて、県道103号を走っていくと、
ガソリンスタンド「塩谷石油」の向かいに今回の物件がありました。
早速入ってみます。


ずらりと並んだレトロな販売機。その中のいくつかは壊れて動かない状態だが、
こういった古めかしい無人ドライブインの雰囲気を演出する、重要なインテリアの1つとなっています。


こういう張り紙が。
自販機が直せても中のものが手に入らないわけですし、仕方ないですね。


これまた怪しいブツを売っていたと思われる自販機。

バカンス気分で のんびりいこうよ

荒んだ心に効く、なにげなく良い言葉ですね。


そして今回の目的、ハンバーガーの自販機です。
ボロい木目調の自販機を予想していたのですが、予想したより新しかった。
早速買ってみます。


ハンバーガーとチーズバーガーは同じ値段で、250円。
ボタンを押すと、書いてあるとおり電子レンジ加熱が行われ、60秒後に出てきます。


早速いただきます。

パクパクパク。


懐かしい味です。
水分不足なのか、加熱しきれていないのか、
カリカリに硬くなっているところができていて、そこをガリッとかじる感触。
これがなんとも言えない歯ごたえ。この手のハンバーガーの最高のポイントですな。
あまりにもなつかしすぎて、すごく美味く感じました。

作っているのはどんな会社なのかな?と思ってパッケージのシールを見たら、
普通にここの住所と名前が出ていました。
結局中身はどこがつくっているかはわかりませんでした。


続けてソバにも挑戦してみます。
これは食ったことが無いので、初挑戦です。


そば、うどん共に280円になります。
今回はそばをいってみます。
ポチっとな。


でてきたのはこんな感じ。

ズルズルズル。

なんか味がかなり薄くて、正直うまくないのですが・・・。
乗っているかき揚げのせいか、少し油っぽいです。
汁を飲んでみると、アレ?普通にそばつゆの味がします。
つまり、麺とスープがマッチしていないという話になります。
でも、こういう場所で食べるからこそ、こういう味でも許容できます。不思議です。

とりあえずオートパーラーシオヤで食べられる食べ物2つを完食いたしました。


ネットで調べたところ、千葉では絶滅したと思われていた無人ドライブインは、
ここを含めて6箇所存在するらしい。
数件は情報が古いのでつぶれている可能性がありますが、全部回ってみようかなと思います。
ツーリングの楽しみがまた1つ増えました。

あと、このオートパーラーシオヤには、こういう無人ドライブインのファンのために
交流日記みたいなものと、スタンプまでが置いてあるみたいですが、探し忘れてしまいました。
無念。再度訪問してみたいと思います。

さらに言うと、向かいのガソリンスタンドに置いてあったバイクが、
ドウカティの900MHRと、かなりマニアなバイクでしたので、
声をかけてバイク談義するのも面白いかもしれません。

以上、オートパーラーシオヤをお送りいたしました。
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