File 035 S秘境

千葉を極めし者達がたどり着く、伝説の場所の1つ、S秘境。
ある生物に似た奇岩が、この地を訪問するものを静かに見守る。



S秘境
【所在地】申し訳ございませんが非公開とさせていただきます。
【地図】なし
【HP】なし
【交通手段】まずは場所にアテをつけてから交通手段を考えましょう。

2008/11/29 訪問

千葉にもようやく紅葉が訪れました。
しかし、有名どころはどこも混んでいて(鹿野山、養老渓谷、成田山等)
その混んでいる中で見るのは嫌なので、知る人ぞ知るS秘境に行ってきました。


S秘境の近くの風景。



S秘境紹介のページで定番の入口の写真。
ここで着替えます。
○靴底のグリップが強烈な農作業系の長靴
○軍手
を用意しておくと良いでしょう。


定番の説明。
夏場は猪、スズメバチ、ヒル等に遭遇する恐れがあります。
このHPを見て訪問し、現地において問題が発生した場合、
当HPは責任を一切おいません。自己責任でお願いします。

そして最重要説明事項。
千葉にはもう1つ、有名な秘境があります。
そこはある有名な雑誌で紹介され、その影響で訪問者が増えてしまい、
こともあろうか景勝地でかつ、地元の人の生活用水となっている水源地を
車で走り回ったりするなどして荒らされたため、
警察沙汰となり、それ以降場所の公開等は一切されなくなりました。
ここも同様に荒らされないように、所在地の情報は非公開とさせていただきます。
また、ここを無事に訪問できたとしても、ここの場所を安易に公開するようなことは
やめていただきたく、皆様にお願い申し上げます。



長靴と軍手の装着がおわりましたら、道を降りていきます。


落ち葉で埋め尽くされた道。もちろん滑りますので慎重に歩いていきます。


見てのとおり滑りそうな場所。
普通に降りたら滑って体を強打しますので、
軍手で手をつけて、這いながら降ります。


降りると、すばらしい景色が。
水の流れる音しか聞こえず、静かです。


途中で人工的な穴が。
周りの景色を見ればわかるとおり、昔は水位の高かった場所のようで、
この穴に丸太を立てて、橋をかけていたことがわかります。


紅葉というには少し早かったが、十分にきれいです。


数分歩いていくと、ありました。
ここ、S秘境のシンボルです。


この岩はある生物の名前で呼ばれています。
なんとも奇妙な形です。
岩の上に木が生えちゃっているし。


このアングルならすぐわかると思います。
右を向いている、ある生物の横顔です。


岩の先の景色。心がやすらぎます。



岩を前にセルフ撮影。岩がかなり大きいことがわかると思います。
実はこの岩のつけ根に亀裂が入っているそうで、崩落する日はそう遠くないそうです。
この岩がないとただの景勝地になってしまいますから、
このS秘境を訪れるのは(訪れようと決意して情報を集め始めるのは)早いほうがよいでしょう。

以上、S秘境をお送りいたしました。

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