File 031 なんじゃもんじゃの木

利根川を挟んで茨城県が見える県境の町、神崎。
その神崎の神社に、水戸光圀公が名づけ親の銘木があると言う。
その名も「なんじゃもんじゃの木」。一体どんな木なのだろうか?


神崎神社
【所在地】千葉県香取郡神崎町神崎本宿1994
【地図】googleマップ
【HP】無し。
【交通手段】JR成田線の下総神崎駅から歩いて。車、バイクなら楽。

2008/10/25 訪問

この日は天気が悪いので、4輪のほうで神崎町にドライブ。
目的は「なんじゃもんじゃの木」の正体を確認すること。
神崎神社の境内に目的のブツがあるということで、神崎神社を目標に利根川水郷ラインを走って向かう。


道中で気になる看板があったので行ってみる。
「わくわく西の城」だって。面白そう。


なかなか立派な入口。ひょっとして掘り出しモノB級スポットに遭遇か?
ここから急な坂道を登っていきます。


到着。見てのとおり、「城」って場所ではなかったです。
この建物の中に入って見ましたが、普通の公民館でした。
ネーミングに騙された。


何か無いかと敷地を歩くと、西の城貝塚とありました。
せっかくなので寄ります。



この建物の中に貝塚が保存されているようです。
しかし鍵がかかっていて中には入れませんでした。


窓越しに写真撮影。こんな感じの貝塚が保存されています。
ただ、写真に写っているもので全てと規模が小さいので、
加曾利貝塚を見たことがある人は、こんなのは貝塚のうちに入らないかと。

この施設に他に無いかと調べましたが、結局何も無いので撤収。



「わくわく西の城」から、さらに10分程度走ると、
交差点の突き当たりに目的地である神崎神社の入口がありました。


駐車場に車をとめます。
巨大な緑が迎えてくれます。


この神社の森は天然記念物に指定されているとのこと。
道理で駐車場に車を停めたときに、すごい緑だと感じたわけです。



空気が良いです。


良い感じの階段です。
長い歴史と適切な管理がなっていないと、この雰囲気は出せない。


この階段と逆の方向に歩いていくと、本堂に到着です。
ここが神崎神社になります。


この神社の説明です。
単語が難しくて(影向、子松、神領とかワケワカンネ)理系の俺には読解はむりぽです。
フォントはカッコイイ。


天然記念物 神崎ノ大楠 通称なんじゃもんじゃとあります。



これが「なんじゃもんじゃの木」です。


こういう「天然記念物指定の大木」で驚くポイントは2つあって、
「超大きい」系と、「なんでこんな形に生えちゃったの?」系があるわけですが、
これはサイズも普通より少し大きい感じであまり驚かないし、
造形も普通の木なのでそれほどインパクトはありませんでした。



なんじゃもんじゃの木の由来。
水戸光圀公は自問しただけで、正確には名づけ親というわけではありませんが、
ともかくこの木の名前の由来になっているわけです。
寺社の周りの緑の雰囲気は良く、伝承も多い神社なので、お近くにお寄りの際には訪問してみてはいかがでしょうか?


以上、なんじゃもんじゃの木をお送りいたしました。
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