File 023 木造坐像日本一の地蔵菩薩

千葉のバイカーの聖地、高滝ダム公園。
その公園の近くに、木造坐像日本一の地蔵菩薩があるという。
日本一を名乗る地蔵菩薩とはどういったものなのか?

木造地蔵菩薩坐像
【所在地】住所不明
【地図】googleマップ
【HP】なし
【交通手段】小湊鉄道高滝駅から歩いて行けるかも。

2008/08/02 訪問

ワタシが良く千葉のツーリングの拠点として使う高滝ダム公園。
なぜココを使うかというと、

○八千代から千葉の南にアクセスするとき、ちょうど中間点ぐらいの距離になるので休憩のタイミングがとりやすい
○バイク乗りが集まり、バイク談話が盛り上がる
○自動販売機が充実している
○夏でも結構涼しい

というような利点からよく利用しています。

その高滝ダム公園周辺では「木造坐像日本一」の看板が目立ちます。
近くにあるのに寄らないのはもったいないので、そこに行ってみます。


こんな感じの看板がこの周辺に多く見られます。


現場から一番近い看板。
実はこの看板がクセモノで、人通りの多いほう(写真の左に見えている道)から見えないというシロモノ。
この看板の位置をかえないと、客寄せ効果がないと思うのだが・・。


細い道をすすんでいくと案内板。物件はそろそろです。


広場に出ました。中央の建物に地蔵菩薩が鎮座されているようです。
みたところ、お寺ではないようです。
つい最近訪問した海雄寺と同じ雰囲気を感じました。



説明。
この写真とは別にもう1つ説明板があり、
それにはどこかのお金持ちがこの像を買って持ち出そうとしたのだが、
住民全員で阻止した、というようなお話が書かれています。




それでは日本一の木造地蔵菩薩坐像を見てみます。
入口の窓からのぞいて見る形式なのだが、これがクセモノ。
ガラス張りでひさしが無いので
(1つ前の広場全体の写真で確認できるが、屋根がなぜか切り抜かれている)
ガラスに日光が当たり、見づらい。自分の手で影を作ってようやくきれいに見れる感じか。


写真撮影も結構失敗。なんとかうまくいったワンショットがこれ。



これが、2.75mで日本ーの木造地蔵菩薩坐像です。
現物を見ると確かに大きいです。これが木造だから日本一なんでしょうか。
日本全国を探したらこれより大きいのはありそうな気がするのですが、
意外にも見つからなかったから日本一認定、というような感じで、
インパクトがあるほど大きい!という感じではないです。

でも、こういった像で一番重要な「貫禄」があります。
ご利益も高そうで、ここからの持ち出しを死守したのもわかります。

賽銭箱とかが無いので、維持は地元住民の善意の寄付かなと思われます。
こういう貴重なものは末永く大事にしていってほしいですね。

というわけで今日は短めでおしまい。



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