2008/06/15 訪問
千葉県鴨川市にある、日蓮が出家したお寺として有名な清澄寺。
このふもとに今や世界的に有名な極真空手発祥の地があるという。
それをもとめて鴨川の山中に向かいます。
清澄寺への行き方ですが、都内から電車の場合、非常に遠回りになります。
車かバイクで行くとよいのだが、道は車が行き違いできない狭い道になっているので、
サクッと進めるバイクがベスト。
車が無ければ、JR安房天津駅、鴨川駅からバスで行くのがよいが、かなり時間がかかります。
今回私はバイクで、養老渓谷方面から「養老清澄ライン」を走って訪問しています。
山を登ったり下ったりするような道を駆け抜け、ようやく入口に到着。
ゲート。
このへんが駐車場になっておりますが、ここに停めるのはおすすめしない。
もっと進んでから停めるべし。
急な坂を500mぐらい進むと、バスロータリーに。
真ん中の道が寺への入り口だが、車両はここまで。
バイクをとめて、降りてすすみます。
清澄寺の門。
大本山だけあって風格はただものではない。
本堂を前に。
トーハツ。昔のオートレースで有名でしたね。
今はバイクをやめて、消防車のポンプでトップシェアを占めているようです。
こちらが清澄寺本堂。立派ですね〜
宝物庫の公開もしていて、この本堂の右の通路から行けます。
この日は無料でした。なんで?と思ったら6月15日は千葉県民の日だったようだ。
撮影禁止なので写真はありません。
展示物はというと、木彫りの像やら書物やら展示されています。
鑑定団に出したらどれも500万円以上はしそうなレベルのものばかりです。
しかも、湿気をふせぐためか、こんな暑い日なのにストーブがついています。
夏の観覧は汗だく必至。
本堂右へ歩いていくと歌詞の銅板が。
味があります。ていうかどういうときに歌うのを想定しているんでしょうか?
わかもの〜よ
あなたのこころにあおう
もりふか〜き ういのうたげに
とらわれの とらわれの
わかもの〜よ
それはあ な た な の だ
なんか怖いです。
千年杉。デカイ。
ここで有名なおはなしを。
SGの会長の人は自称、日蓮の生まれ変わりだそうです。
それでここを訪問した際、700年ぶりだね〜と、この杉につぶやいたそうです。
実はこの杉、樹齢は千年どころが250年だったそうです。
杉の脇の道をしばらく歩いて長い階段を登って日蓮像に到着。
そこからの景色。九十九里の海が見えます。絶景です。
ここはB級スポットではないので、
そのほかいろいろ写真を撮りましたが、割愛します。
この清澄寺は有名な観光地で、行っても損はしない場所です。
この日は「極真空手発祥の地」を探すというのが目的なのだが、
清澄寺の境内をくまなく回ったのに、全く見当たらなかった。
売店の人に聞いてみたら、バスロータリーのすぐ横にあるらしい。
灯台もと暗し。
たしかにバスロータリーのすぐ横の石碑に発祥の地と。
行ってみます。
階段をのぼっていくと、おお、ありました。
というか、ネットで見た情報と違う。
ただの木の柱に発祥の地と書いてあるのがあるだけだと聞いたのだが・・。
帰って調べてみたら、なんと!今年、2008年2月17日にできたものらしい。
道理で新しいと思いました。
ともかく、ここが極真空手発祥の地です。
一大パノラマ画像はここをクリック
大山倍達総裁はこの景色を見ながら修行していたことになります。
太海の町と、仁右衛門島が見えます。こちらも日蓮像の景観に劣らぬ素晴らしさ。
目の保養になりました。
ちなみにつげ義春の「ねじ式」はこの太海の町が舞台になっています。
「極真空手発祥の地」訪問は無事完了。
帰りに「養老清澄ライン」にある白岩温泉で温泉に浸かって帰宅。
(入浴料500円。ただし湯船は時間がたつと効能が薄れるっぽく、
蛇口から出ている温泉のほうが効能が高そうという本末転倒ものの温泉だが)
以上、極真空手発祥の地をお送りいたしました。
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