2008/04/29 訪問
この日は快晴。
温度もちょうどよく、非常に走りやすい日でした。
よく訪問する高滝ダム近くに笠森観音なるものがありますので、そこを訪問してみることにします。
入口にある案内図。
結構広そうですが、基本は観音堂を目指します。
入口から石段が続きます。本堂まで約10分ぐらいでした。
とは言え、バイク用ブーツはいたままだとキツイ・・。
イカス看板。
道中の森は指定自然公園となっており、良い空気がすえます。
名木、三本杉。
黒澤映画風に撮影。
黒澤監督は世界で初めて映画で太陽を撮影したそうです。
霊木、子授楠。
木に穴があいててそこを通ると子が授かるそうです。
※結構穴は小さいです。
松尾芭蕉さんはここで一句詠んでいました。
浮世絵の安藤広重さんもここに来て風景画を描いたそうで、
江戸の人には結構有名なスポットだったようです。
本堂入口。良い雰囲気です。
くぐると笠森観音堂が見えます。
結構デカイです。
近寄って。重要文化財とあります。
土足厳禁。ビニールに靴を入れてのぼります。
階段が急です。
メットとブーツを荷物を持ちながら撮影しています(危険です)
本堂の下はこんな感じ。
本堂の床は隙間が結構あって、
その隙間からみるとやっぱりこんな感じになっています。それがちょっと怖い。
高所恐怖症だとタマランでしょうな。
一番上まできました。
「しほうかけづくり」というのが重要文化財指定理由のようです。
本堂の写真ですが、この看板のすぐ横に受付があり100円払って中をみるようになっています。
撮影禁止となっておりますので、写真はありません。
観音様ですが、興味がありましたら自分の目で見てみてください。
上からの見晴らし。
というか、森ばかりです。
笠森を出て、しばらく409を走る。
すると、こういう看板を頻繁にみかけます。
浮世絵美術館とあります。
さきほど安藤広重が出たのも偶然ではないでしょう。
田園風景の中、3分ほどはしりますと、見えてきました。
白い建物がそれです。
ここが房総浮世絵美術館です。
ここから写真ナシです。当然か。
適当にバイクを停めますと、おっちゃんが出てきます。
このおっちゃん、いきなりトーク全開で浮世絵について説明してくれます。
入館料800円とのことで、払って中に入ります。
まず、浮世絵の見方について説明してくれますが、これはかなり参考になりました。
本とかに書かれていないので、聞く価値があったと思います。
たぶん勉強代として800円は安いかなと。
ただ、少しもったいぶっているところがあって、少しイライラするかなあ、と思いました。
この館主、飛行機のパイロットだったそうで、海外で浮世絵を買ってコレクションしていたみたいです。
そのコレクションはというと、こんなものかな、という感じ。
美術館というより、個人コレクション公開場、という感じでした。
とりあえず浮世絵の見方を800円で聞けたので良かったと思いますが、
たぶんそれが無ければ800円の価値はないと思います。
あと、安藤広重による、笠森寺の絵もありますので、それを見逃さないようにしましょう。
以上、笠森観音をお送りいたしました。
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