2008/05/10 訪問
雨が降りそうなので、4輪のほうでB級スポット巡り。
目的地の旭市を目指す途中、東総広域農道で興味をそそる看板を見たので寄ってみました。
東総広域農道の信号待ちにて撮影。
飯高檀林跡(いいだかだんりんあと)と見えます。
看板の方向に2分ぐらい走ると、駐車場到着。
車から降りて、近くにある全体MAPを確認後、物件に向かいます。
駐車場からこんな道を歩いていきます。
案内通りに進みます。
もうちょい。階段が見えます。
階段をあがると、つきました。ここです。
門の入り口から、一面に森の世界が広がります。
写真からわかると思いますが、実際にこの景色を見ると圧倒されます。
ご案内。林と建物の両方が文化財となっております。
いやいや、この林を侮っていましたが、
木並みが非常にきれいです。癒されます。
しばらく進むと、大きな建物が見えます。
どうやらこれが飯高寺(はんこうじ)のようです。
これは一応「お寺」なんですが、「檀家」が存在しないため、宗教法人ではありません。
つまり、一般的なお寺としての活動はおこなっておりません。
持ち主は宗教法人とかではないので収入が一切無く、維持するのが大変だそうです。
カンパ箱がありましたので、入れておきました。
形がかなり良いです。日光の派手なお寺より、よほど日本っぽい感じ。
もし日光のお寺とここ、どっちに住むかと聞かれたらここにします。
小道。となりに細長い通路があるのだが、残念ながら工事中。
櫓。これは美しい。
ポイントは屋根が萱葺きであること。
これも重文です。
ただの林。
というか、昔はここが広場になっていて、800人ぐらいが勉強していたそうです。
最後にこれ。
この日本最古の大学は後に「立正大学」になったそうです。なるほど。
立正大学のHPで歴代学長のところを見ると、
お坊さんっぽい名前がたくさんあります。こういう歴史があってこそのことですね。
面白いものですな。
以上、飯高檀林跡をお送りいたしました。
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