2008/05/24 訪問
今回は千葉のB級スポットでは超のつく定番、「奈良の大仏」を訪問いたしました。
この時点で東大寺うんぬんと無粋なツッコミはしないように。
この大仏様がある場所は「千葉県市原市奈良字」という住所ですので、
千葉県と言えども、奈良の大仏と名乗れるわけです。
そしてこの大仏がある通りを「大仏通り」と呼びます。
つまり、大仏ありきでこの通りがあるわけですから、歴史のある大仏かと想像できます。
この通りは2005年に懸念となっていた部分のトンネルが開通し、途中までしか無かった道がつながっています。
ここが大仏通りのスタート地点です。
千葉屈指のツーリングコースである「うぐいすライン」の始点でもあります。
このトンネルが2005年に開通した喜多トンネルです。
まだ開通してまだ3年なのできれいです。
トンネルを抜けて大仏通りのメインセクションのはじまり。
この通りは最後までコーナーがゆるい、ほぼ直線の道が続きます。
アベレージスピードは自然と高くなってしまいます。白馬に注意。
しばらく走ると「こつべのおてら」の石碑が。
お寺の前の家からおばあちゃんが出てきたので、「こつべのおてら」って何でしょうか?と尋ねてみました。
すると、このへんの地名は「古都辺」というので、古都辺にあるお寺だから「こつべのおてら」だそうだ。
奈良にある大仏だから「奈良の大仏」。東大寺に文句を言わせません。
奈良の大仏様の代弁をしてくれる貴重な石碑でもあります。
これが「こつべのおてら」。
本当の名前は行福寺だそうで、ごく普通のお寺です。
こつべのおてらを出て、しばらく走ると案内板がみえました。
この先に奈良の大仏があるそうです。
そのまえに寄り道。
本泉寺というのが近くにあり、巨大な木がたくさんあるそうです。
本泉寺の入口の道端にあった木の像。
原型が何であったか想像つきません。
民家がたくさんある細い道を抜けて、奈良本泉寺に到着。
文化財、シイの巨木群7本。
これがそうです。デカイ。
うねうねしているのが年代を感じさせます。
シイ・シイ・シイ・シイ・シイ
本泉寺。至って普通のお寺です。
本泉寺から元の道にもどり、しばらく走ると二又の道の真ん中に道標が。
奈良の大仏と書いてあります。
少し進むと児童遊園があります。遊園=公園でしょうか。
ひとりあそびって「オ○ニー」のことですか?
ここが公園?ひとりあそびはちょっとやめとくわ。
うーん。少なくともここで遊ぼうとは思わないな。
というか、「奈良児童遊園」の看板がなかったら何をするところかわからんぞ・・。
進んでいくと、空気が違うエリアが。
目的地はここのようです。
立て札には奈良の大仏と。
○唐突に平将門
○名称が大仏なのに「如来像」で説明していてわかりにくい
○目の前の大仏の説明より、参道の植物の説明のほうが多い
これだけツッコメばよいですか?
ん?目の前にあるコレのことですか?
奈良の大仏(※実際は如来像)です。
これが大仏通りの由来となった大仏様になるわけですが、実際に目にしてみると・・・
ここに来ることに意義がある。
そこにあるものが何であるかは問題ではない。
とコメントしておきます。
奈良近辺の農道にて。
運が悪いと撃たれます。
奈良の大仏の分岐から5分ほど走ると、大仏通りは終わり。
ここが終点になります。
以上、奈良の大仏をお送りいたしました。
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