2008/06/01 訪問
木更津にある「かずさアカデミアパーク」。
アクアライン開通にあわせて開発された、サイエンスパークと称する大規模な研究都市一帯のことです。
そんな「かずさアカデミアパーク」のすぐ隣に、一風変わった観音様があるということで、本日訪問。
かずさアカデミアパークをもうすぐ抜けようかというところで看板を発見。
看板にしたがって進みます。
近づいてきました。あと600m。
到着。高倉観音がある高蔵寺です。
入口から良い雰囲気がします。
このお寺の説明。
歴史の教科書に出ている「藤原鎌足」が建てたという由緒正しきお寺です。
これがお寺の本堂です。
屋根の形が立派です。
ご本尊の前まできました。歴史を感じさせる千社札の数。
この時点では普通のお寺だと思っていたので、賽銭入れて一拝しました。
注意書きが。
格子の隙間からよく見ると、確かにご本尊が見えない。
300円払ったら見れるとのことなので、その通りにします。
注意書きの隣にあった怪しい文字。
ご本尊を見学するためにうろつくと、大きい看板が。
看板にはこう書いてあります。
「観音浄土界と地獄・極楽界めぐり」
だそうだ。
てっきりご本尊を見るだけで300円かと思っていたのだが、
これを見るのも込みで300円だとは超おトク。
ここが入り口です。
お坊さんではなく、農作業をやっていそうな人が受付をやっていました。
300円を払って中に入ります。
撮影禁止なので中の写真はナシ。
とんでもないものを見てしまったようだ。
まずはご本尊だが、確かにありました。
ご本尊はかなり大きい観音像なのですが、
2Fの床(1Fの天井)に穴をあけて設置されており、1F部分からでは下半身しか見えません。
2Fは前述の注意書きのとおり、10月にならないと見せてくれない上半身部分があるわけです。
ただし、隙間から上を見上げれば顔は確認できますが。
問題はこのご本尊ではない。
「観音浄土界と地獄・極楽界めぐり」のほうだ。
あっちこっちに奇怪なオブジェが置いてあります。
普通の仏像が置いてあると思えば、
アフリカの原住民の像とおもわれるものに、鬼のお面をかぶせたものとか、
イソップ寓話の「金の斧・銀の斧」の銀の斧のほうが展示されていて、
予算の都合で金の斧がつくれなかったのでここに銀の斧があります、とか、
ふくろうの像が大量にあって「不苦労」とか書いてあって、
しゃべるふくろうを3000円で売ってたり、
カエルの像が大量にあって「無事カエル」とか書いてあったり、
巨大珍棒があったり、18歳未満禁止のカーテンをめくったらやっぱり珍棒とか、
女性のヌード像があって、男が触ると妊娠するからダメよとか。
ここに書いているのはほんの一部で、変なのが非常にたくさんあります。
なんでもアリで地獄極楽界どころが混沌の世界でした。
いろんな意味でおなかいっぱい。
ここは近くに寄ったら、絶対行ったほうがよい。行かないと後悔する。
自宅に帰ってきて某氏のHPを見たら、言えば写真は問題なく撮らせてくれたらしい。撮りたかった。
(2009/10/08補足:9月頃再訪してみたところ、珍棒関係の展示物が激減していました。残念。)
ここを出て、境内を歩いてみることにします。
どこかに象さんが居るそうです。回るついでに探してみます。
鐘楼。古いお寺だとこういうのは立派ですね。
と思ったら1発50円以上払う必要がある。
お寺のあっちこっちに看板がたっているのだが、
それのほとんどがこれと同じような金銭要求の看板。
そりゃ怪しいオブジェを入れるお金がたくさん入るわけだ。
お掃除小僧。
「ぼけよけ」と「ぽっくり」菩薩。
秋篠宮様が急遽参戦。
それがこの木。
ジョジョポーズな菩薩様。
今まで見た菩薩で一番カッコイイ。
このお寺はNHKで生中継されたことがあるそうだ。
放映時間のわりに立派な看板を作るなあ・・。
テレビ朝○の人気キャラクターです。
テレビ東○の人気キャラクターです。
この寺で一番怖かった像。
何気にすごいことが書いてあります。
どう見ても単なるベンチです。
こっちにも放映記念。よほど嬉しかったのでしょうか。
象さん発見。
てっきり隠されている感じかとおもったが、そういうわけではなかった。
これでワタシもお金がたまるゾウ。
ここで写真を載せているのは一部だけで、もっとたくさんへんてこなモノがあります。
今回訪問した高蔵寺、B級スポットとしては超一流の物件でした。
大満足で寺を後にしました。
以上、高倉観音をお送りいたしました。
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