番外編 010 群馬県境

【交通手段】千葉から5時間。

2012/09上旬 訪問

ここ1年ぐらいの話。

インターネットの世界ではタブーとされていた、
「グンマー」なる未開の地域が日本に存在することが明るみにでてきました。
それを知ったジャーナリスト達はグンマーの実態をつかむべく、
己の命を賭して入国し、情報収集に奔走してきました。
彼らが撮影した画像はこちらからどうぞ。

NAVER グンマーまとめ

googleにて「グンマー」で検索

画像の真偽はともかく、この画像群の中でただ1つ、
一般の生活を送っている人間がたどり着けるであろう場所があります。
それは、これです。



周囲は完全に山の中、道路舗装も砂利。
少なくともかなり隔離された地域であることは間違いない。
そして「この先危険につき関係者以外立入禁止」の看板が良いアクセントを出しています。


今回はこの画像の場所に行ってみよう!ということです。

この日は朝の6時に千葉の自宅を出て関越道に入り、
8時半頃に渋川伊香保ICにて下車。
そこからそのまま草津温泉方面に向かいます。


草津温泉に向けて、ひたすら走ります。


硫黄の臭いがたちこめる白根山を通過。


雲と同じ高さを走っています。
このあたりは標高が日本で一番高い道路といわれています。
しばらく進むと渋峠という場所になり、日本最高点の道路という石碑が確認できます。


渋峠より少し手前に、こんな感じの看板があります。
万座温泉への分岐がありますので、万座温泉の方向に進みます。


万座温泉です。旅館、ホテルは全部で10軒は行かない程度。
建物の近くがすぐゲレンデという、スキーヤーにとっては非常に便利な感じです。
温泉ももちろんありますので、冬場にはかなり良い場所ではないかと思います。


万座温泉内の道をしばらく進むと、分岐があります。
左が万座ハイウェーで、軽井沢方面に抜けることができます。
そして、右が目的の場所への道です。
もちろん右に曲がります。


道路は1車線になり、ひたすら同じ景色が続きます。
この景色の中を15分ぐらい走り続けます。


すると長野県の県境に突入。
そこから少し進むと・・・・


須坂まで23キロの看板が見えます。
この看板を裏から見てみると・・・


裏には右方向に小串、そして毛無峠の表示があります。
そう、この毛無峠が物件があるポイントです。


さきほどと同様、1車線道路をひたすら進みます。


分岐から10分程で、景色が変わってきます。
物件はもうすぐです。


車が止まっているのが見えます。
こんな山奥に物好きなやからがたくさん集まっているんだな〜と思ったら、
ラジコン飛行機マニアの集いのようでした。


舗装が終わり、ダートになります。
このダートを進んでいくと・・・遂に!


おおっ!まさに画像で見た場所に到着!
長かった・・・


ようやく到着した、群馬県境です。
千葉の自宅を6時に出て、ほとんど休まないペースで11時に到着と、
さすがに一筋縄でいかない場所に物件は存在したのでした。


この看板の先の風景。
この道の先には現在は廃墟となっている、小串鉱山跡があります。
さすがに4輪では走破はムリ。オフロードバイクが欲しくなるところです。


来た方向の景色。
ごらんの通りですから、かなりの山奥にあることはおわかりいただけると思います。

とまあ、こんな場所でした。
最初の画像の雰囲気の通り、かなりの山奥にソレは存在しました。

独特の雰囲気を持つ県境の看板にはなぜか惹かれるものがありますし、
この「グンマー」ネタはどのくらい続くかわかりませんが、
ネタが旬のうちに訪問しておけば、かなりの満足感が味わえると思います。


以上、群馬県境をお送りいたしました。
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