番外編 006 土合駅

【交通手段】JR上越線(高崎から出ています)土合駅下車。

2011/08/07 訪問

ようやく夏休みとなり、普段はできないことをやってみよう!ということで、
原付二種バイクで1泊2日で千葉から遠くまで走ってみようと考えました。
目的地は群馬に設定し、8月7日朝朝7時、千葉を発ちました。
そしていろいろと物件をめぐりながら、この物件に到着したのは14時半。

群馬県のみなかみ温泉から北上していくと、谷川岳があります。
道路も登山道に変化して消えていきますが、
電車は長いトンネルを通り、越後湯沢まで走れるようになっています。
そのトンネルの途中にあるのが、今回訪問する土合駅となります。


道の駅みなかみ周辺の市街地を抜け、
山間の道をしばらく走ると、土合駅にたどりつきます。

入口の特徴的な三角形はすぐ近くの谷川岳の形を表しており、
基本的には谷川岳の登山客が利用する駅になっています。
今となっては「もぐら駅」が珍しくて観に来るお客さんのほうが多いようですが・・・


駅に入ると待合室があり、
20人分ぐらいの椅子と自動販売機の他は何もない感じです。


駅の簡単な図面です。
連絡通路で24段、そしてホームまでの階段で462段、
合計486段の階段で70mを降りる形となっています。


無人の改札を抜け、ホームのほうに行きます。


連絡通路内。
ここで24段。普通の階段です。


アーチ状になった通路を進むと・・・







異様な空間がそこにあった。


ぬおっ!


ひんやりとした空気が漂い、
先が見えない穴がはるか先まで続いています。


不思議な雰囲気を味わいながら、少しずつ降りていきます。


区切りの段には段数が書かれており、何段登ったかがわかる、
親切な仕様となっております。

どんどん降りていくと、簡単に最下層まで到着。

降りるのは楽で、
30代の一般的な体力の持ち主でしたら、疲労は感じないと思います。


駅舎から70m下にあるホーム。



こちらは群馬の高崎方面。


そして新潟、越後湯沢方面。

過疎路線なので、待っていてもすぐ電車が来るわけがありません。
地上に戻ることにします。


そして地獄の486段が待つ・・・


と、ここに説明があったので確認。
所要時間は約10分とのこと。
写真のタイムスタンプで時間を計測してみます。
この時14:54。


100段。
14:56。2分経過。


200段。
14:58。4分経過。


300段。
14:59。5分経過。


400段。
15:00。5分経過。


462段。
15:01。6分経過。



連絡通路をくぐって・・・


486段。
15:03。6分経過。

私はそこそこ体力はある方なので10分かかりませんでしたが、
年を取って足の関節の軟骨が少ない方だと厳しいかなと思います。


ようやくホームへ。
谷川岳に登る人にとっては、
この階段を登るのがウォーミングアップになってちょうど良いみたいです。


駅舎を出て、外の光を全身に浴びる。
この日は日曜日だったこともあり、観光客がそこそこ入っていました。
駅は無人駅ということもあり、切符などの記念品などは何もなし。

息を切らしながら長い階段を登った記憶が脳裏に刻まれれば、
後に土産話にできて十分だとは思いますが。

群馬に来たら伊香保や草津で温泉入っていないで、
迷わずにここに行っとけ!的な、オススメなスポットでありました。

以上、土合駅をお送りいたしました。
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