2014/01/19 訪問
この日は某ツーリングチームの新年会。
会場は毎年同じ、勝浦某所で行われます。
新年ボケと出張続きもあり、なかなかHPを更新できていないので、
今回はその会場付近のスポットをレポすることにしました。
物件は守谷洞窟。
勝浦にはいくつか海水浴場がありますが、
その中でも一番美しいといわれるのが、守谷海岸と言われています。
守谷海岸は南国のビーチみたいな、エメラルドブルーの海が見られ、
外国に行かなくても千葉でこんな海がみられるんだ!と、初めて訪れた方は驚嘆すると思います。
そんな守谷海岸の端の岩場に存在するのが今回の物件、守谷洞窟となります。
こちらはJR外房線「鵜原駅」。
利用客は非常に少ない駅ですが、近くの無人駅である「行川アイランド駅」と違い、
駅員1名、観光案内所に1名の計2名が勤務しているようです。
この駅周辺は「鵜原理想郷」「勝浦海中展望塔」などの割と遊べるスポットがありますが、
わりと施設間の距離があるので、正直言って電車ではなく車で来たほうがよいです。
この鵜原駅から海岸沿いに南下していきます。
しばらく海沿いに走り続けていると、交差点「守谷海岸入口」があります。
ここを曲がって進むと・・・
ドラマのワンシーンのように、道路の先に海が広がっています。
ここが守谷海岸です。
この砂浜、そして海の美しさ。
ここはこじんまりとした内湾になっているため、全体が見渡せます。
波もわりと穏やかで、海水浴にはかなり良いと思います。
そのビーチの南西方向に進むと岩場になっており、
その手前には釣客用の駐車場があります。
釣りをする場合、景観保護目的なのか、管理料金を払う必要があります。
その駐車場をそのまま歩いていくと・・・
ゆるやかなスロープがあり、奥のほうの岩場に続いています。
今回は運よく潮がひいている状態でしたが、
潮が満ちているときは渡れないと思います。
落石注意。注意のしようがありませんが。
注意して進んでいくと・・・
こんな感じの岩場に出てきます。
洞窟はそこから見える左の穴・・・ではなく、
右のほうをみてみると・・・
案内看板とともに、一目みてわかる穴が見えます。
そそり立つ巨大な岩盤に、裂けるようにできた洞窟。
ここが守谷洞窟です。
説明。
地殻変動で上下を繰り返した結果、形成された洞窟ってことです。
周囲にある洞窟では昔の遺跡や遺物が出ているそうで、
わりかし人の手があまり入らなかった場所といえます。
案内板手前の遺構。というか、最初に案内板はここにあったのではと思います。
厳しい環境変化があるということでしょうか。
で、洞窟をみてみる。
どうやっても視界から避けられない、怪しいブツが見えます。
謎の彫像。守谷洞窟の守護者でしょうか。
彫像は古いものか新しいものかも判別がつきにくい状態。
大古からあるものではなさそうですが、朽ち具合からして最近のものではなさそう。
設置の由来が気になるところです。
で、洞窟に入ってみます。
・・・・・
光が当たっている範囲であっさり終了しています。
入口から一番奥まで、だいたい20mぐらいかなと思います。
ま、洞窟探検的なものは全く期待できない物件かなと。
入口に戻り、さきほど(7つ前の写真)の穴を通ってみます。
するとこんな感じの風景が広がっています。
遺構のようなものもあり、自然もあり、海遊びにはいい感じです。
海沿いの岩盤では釣り人が必至に竿を投げていました。
別アングル。
地層がはっきり見え、えぐれも大き目できりたった岩壁。
「鵜原理想郷」も含めた、この地域の特徴ともいえます。
写真ではわかりませんが、これを目前にするとかなりの迫力で圧倒されます。
最初の守谷海岸へ戻って、海を眺める。
写真の腕が悪いのでアレですが、現地は美しい海の色をしています。
とまあ、こんな場所でした。
海水浴場は交通的な要因、そして周囲の施設等を考慮して選ぶのは当たり前ですが、
この守谷海岸はオススメ。
海の色は美しく、砂場もあれば岩場もある。
プライベートビーチのような、見渡せる箱庭のような景色。
少ないながらも最低限の民宿はある。
そして怪しい彫像のある洞窟もある。
今回の洞窟はオマケとしても、
千葉の美しい海をここ1か所で知ることができる、良い場所だと思います。
少しでも気になったのであれば、季節問わず訪れてみてはいかがでしょうか?
以上「守谷洞窟」をお送りしました。
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